2026/02/18

マヨったら、マヨネーズ

隔離していたニワトリが卵を産みました。
なぜ隔離していたかというと、鶏舎内で他のニワトリたちにいじめられていたからです。

ニワトリのいじめは壮絶。
ターゲットが決まれば、みんなでつつきまくります。
血だらけになって、内臓まで引きずり出されることも、、。
いじめられている子は、エサにもありつけず、はじっこでうずくまっています。

「いじめはダメ!」と園主が一喝しても全然効果なし。
血だらけのニワトリがかわいそうなので、別の場所に隔離してあげます。
そこなら、つつかれることもなく、エサも食べられるし、水も飲める。

身体も回復してきて、氣持ちも落ち着いたのか、しばらくして産み始めました。
殻は泥だらけだったけど、割ってみると中身はオレンジに近い濃い黄色。
夕日みたいな、なんだかとてもあたたかい色。

その卵を見て、なんだか泣きそうになった。
そんな貴重な卵、何にしようか迷ったので、マヨネーズにした。
パッと焼いて、食べてなくなる卵焼きより、じっくり味わえるのはこっちだと思ったから。
ぐるぐるぐるぐる優しく混ぜながら、油と乳化させていく。
塩、きび砂糖、コショウ、酢を適宜投入。
そして、ぐるぐるぐるぐる。
最後に粒マスタードを入れて、ソースっぽくするのが我が家流。
今回は蒸し野菜のディップにする予定なのでちょっとゆるめに。

知り合いにおすそ分けしたら、「濃厚で、タルタルソースみたいな味だった!」と喜ばれた。
嬉しい。

私も、いつものマヨネーズより、濃厚な感じがした。
卵が違うのか、私がいつもと違うのか。
私が優しい氣持ちで丁寧に作ったからかもしれない。
でも、この優しい氣持ちを引き出したのがこの卵なら、
やっぱりこの卵だから出せた味なのかもしれない。

そんなことをぐちゃぐちゃ考えながら、今日の献立を考える。
そうだ、今日はマヨネーズで和えたかぼちゃサラダと、
マヨネーズをつけて食べる蒸し野菜にしよう。

何を作るか迷ったら、マヨネーズ。
簡単な料理も、「自家製マヨネーズ」があるだけで、グレードアップ。
おもてなし料理の強い味方、マヨネーズ。

卵を産んでくれてありがとう。