2024/02/06

節分そして立春

あっという間に1月も終わり、2月に入りました。
そして、暦は節分から立春へ。

恒例の豆まき。
今年は全員が鬼になり、それぞれの内なる鬼を追い払いました。
(ちなみに私は”怒りんぼ鬼”を”外”へ笑。)

終わった後、豆を食べました。
今年は、家の内外が汚れないように、小分けのパッケージのものにしてみました。
小袋のパッケージの文章がかわいくて、ほっこり。

昨日から、久しぶりにたくさんの雪が降りました。
積雪20センチほどでしょうか。切り株の上のこんもりした雪がかわいい。
もちろん子どもたちは大喜びで、雪遊びに興じています。
ひよは雪だるま作り。

鼻が人参でかわいい笑。
雪だるまが終わるとそり遊び。
山は傾斜が多いので、そり遊びができるところがたくさんあります。

一方、わかき君は、慣れないカンジキの装着に手間取りながらもなんとか履いて、裏山へ出かけて行きました。
久しぶりの雪の上を、ザクザク、キュッキュと歩く感触を楽しんでいました。
気持ちよさそう。
後で聞いたら、ミツバチの巣箱の上に積もった雪を落として回っていたそう。
今年こそ、ミツバチが巣を作ってくれるといいね。

そして、最後は雪合戦。
それぞれ陣地を作り、ひたすら投げて、走って、寝転んで(笑)。
久々の雪を、満喫しております。

そんな子供たちを尻目に、今日の配達のことやら、明日のことを考える大人たち。
この辺はしばらく雪が残りそうだし、道は中途半端に溶けた雪が凍って、ガリガリつるつるの路面が怖いなぁ。
大人は現実を生きています。


日本の行事は、ほとんどが穢れを払うためのものだといいますが、このタイミングの雪は穢れを払い、浄化するのに一役買っているのではないかと思ったり。

昨晩は、しんしんと降り積もる雪の中、静かな時間が流れ、一瞬時が止まったような感覚になりました。体の中の淀んだものが、清らかになっていくような感覚。
(ちなみに、一瞬電気が止まりました。停電です)
ランタンを灯して、寒いけど、わざわざ外に出て、雪を眺めながらお酒を飲んでみたり(笑)。


せっかく舞い降りてきた白い贈り物。
大変だと思わずに、感謝して楽しもうという気持ちを持って、雪かきがんばりたいと思います。

2024/01/14

ご招待

雪が降ったかと思ったら、ポカポカ暖かい日になったり、忙しいお天気ですね。
工事も順調に進んでいます。

暖かい日。
雪の日。
この辺はうっすら雪が覆いました。
屋根が張ってあるので、雪が降ってもとりあえず大丈夫そうです。
窓が入って、壁ができると、家っぽくなってきますね。

家の裏では、わかき君がテントを張って、待っていました。
イスも用意してくれて、ご招待です。
獣除けの柵が手作りされてました。最近、クマニュース多いから(笑)。
焚き火とランタンの灯りがいい感じです。
お茶まで沸かしてくれて、招待客気分でのんびりしました。
やっぱり自然の中は落ち着くな~と、みんなでしみじみ。

ついせかせかしてしまうけれど、日々を味わいながら、かみしめる様に生きたい。
災害で避難生活を送っている方もいる中で、この日常は当たり前じゃないことに気づく。

被災地の方々が、少しでも早く落ち着いて、暖かいところで穏やかに暮らせますように。。

2024/01/11

1月11日

12月に入ると早いよね、、、と言っていたかと思ったら、もう1月。
年も明けて1月も中盤になりました。
小寒に入り、寒さも本番、今日も寒いです。。

この冬は、例年になく温かく、穏やかな日々でしたが、
元日の地震を境に、なんとなく不穏な空気を感じたりしています。
みなさん、お元氣でしょうか。。
お変わりないですか?

しばらくブログを放置してしまいましたが、お年賀状には「ブログ楽しみにしてます!」というありがたいお声をいくつかいただき、近況報告もかねて、そろそろアップしたいと思っていました。

今日は1月11日、新月。
始まりには持ってこい、ちょうどいいタイミングに重なり、久々のアップです。

今日、我が家の庭では、棟上げが行われました。
実は、念願の加工場を建設中なのです。

昨年の春ごろから動き始め、数々の打ち合わせなどを経て、やっとここまできた感じです。
年内に基礎工事までを終え、年明けから上の部分に着手、2月くらいには完成予定。

わが農園の野菜や卵を使って作ったものをみなさんに食べてもらえたらいいな、という想いはずっとあり、構想自体はずいぶん前からあったのですが、それがどんな形なのか、どんなやり方なのか、なかなか具体的に描けずにいたのですが、昨年から具体的に考え始め、今少しずつカタチになり始めています。

まずは、厨房設備を作るところから。
たけちゃん曰く、私の”アトリエ”のイメージだそう(笑)。
私が好きなもの、なんでも作っていいなんて、すごい!ありがとう!!

野菜や卵を使った加工品を作るだけでなく、イートインスペースも作ってのんびり味わえる場所にもしたいし、野菜や卵が買える直売所的機能もあった方がいいし、ちょっとしたお店のような感じのイメージです。

私たちが思い描く完成形に辿り着くまでにはまだしばらくはかかるけど、
ここから始まる食を起点とした暮らしの物語を、ゆっくりと紡いでいけたらいいなと思っています。

詳細はまた少しずつアップしていきますので、楽しみにお待ちください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!

2023/10/25

作ることは祈ること

今日は、だいどころ時間がとれたので、せっせとお料理。
最近は、秋のものがずいぶん採れるようになったので、何を作ろうか迷ってしまいます。

水菜、小松菜、カブ、チンゲンサイ、九条ネギ、サツマイモ、サトイモ、人参、大根など、玄関前に盛りだくさん。
そうそう、原木しいたけもずいぶん採れて、もう終盤です。

さて、何を作ろう。
明日のお弁当にも使えるものから、とりあえず手を付けていこう。

ゴボウのキンピラ、サトイモの煮っころがし、明日はフライを付けてあげようと思って鶏のむね肉を買っておいたので、下準備も。

ああ、そうだ、おやつのサツマイモふかしておこう。
サツマイモふかすなら、一緒に人参もふかして人参フライも食べたいな。
せっかくだから、高野豆腐を煮ておいてこれもパン粉つけて揚げちゃおう(ハムカツみたいになるのです)。
あ、シイタケあったし、今年は九条ネギが大きくていいから、串フライも作る?
そろそろ昼ごはんの準備もしなきゃ、昨日の晩ご飯のあまりの豚とカブ煮物があったし、水菜のサラダと、ガリとらっきょうも出そう。


そんな行程(ひとりごと)を経て、出来上がった1枚の「画」。
色とりどりで、思わず「画」と書いてしまった。
それぞれがそれぞれで、愛おしいなと思う。

黙々と料理をしていて、ふと、「作ることは祈ること」だなと思った。
私にとって、祈ることは作ることなのだな、と。

誰かのために、何かのために、目の前の食べる人だけじゃなくて、もっと大きな範囲に向けて自分が動くことは、「祈り」という行為にとても近い氣がする。
祈りについて書き始めると、すっごく長くなってしまうので、それはまた今度。

今日の夜は、揚げ物パーティーだぜぃと、冷蔵庫にビールが入っているか確認する私なのでした(笑)。

2023/10/24

ショウガの甘酢漬け

瞬く間に時間が過ぎていく、今日この頃。
10月ももう後半戦、収穫の秋、慌ただし。

世間では、インフルエンザが流行っているようですね。
子どもの通う校区でも、学級閉鎖が多くなってきているようで、ついにうちの子のクラスも学級閉鎖となり、5日間(土日含む)お休みで、今日から(やっと)学校に行きました。

うちの子は変わらず元氣なので、大型連休ラッキー!と言わんばかりに満喫(笑)。
芋掘りしたり、ヒヨコたちの世話をしたり、竹ハウスを作ったり(竹を切ってきて、なにやらブッシュクラフトしてました)、夜は外にイスとテーブルを出してきて、「お茶をしながら星を眺めたい」とロマンチックなことを言いながらランタンに灯をともし、「月を見ながらお風呂に入りたい」と五右衛門風呂を沸かしてあったまり、秋の夜長を楽しんでいました。
虫も減ってきて、暑くもなく寒くもないこの季節はアウトドアが気持ちいいですね。

そして今朝は、「もっとインフルエンザの人が増えれば、ずっと休みなのに~」と、不謹慎なことを言いながら学校に行きました。
「健康だから、好きなことができる」を実感したようです。

我が家の健康に寄与しているものの一つ。
ショウガの甘酢漬け、通称ガリ。
今シーズン、もう2キロは漬けましたが、すでに1キロは食べ終わっているため、ショウガがある限り、漬け続けます。

包丁でひたすらスライス。
この後、熱湯でサッと湯がきます。
甘さはみりんと甜菜糖を使うので少し色が褐色です。
みりんと甜菜糖を同量にして、甘さ控えめが我が家のスタイル。
ショウガのピリッと辛さがのどに効く!

一度にたくさん作るのだと疲れるので、だいたいこの瓶に入るくらい(ショウガ400gくらいがちょうどいい)の単位で作ります。ちょうど冷蔵庫に入るサイズなので、長期保存もできるし、扱いやすい。
前は、大きいのでドカンと漬けてたのですが、出して食べて、しまって、洗って、次を作るサイクルにちょうどいいので、最近はこのサイズです。

この時期はほぼ毎日食べてます。
そのおかげか我が家は風邪知らずでみんな元氣です。
たけちゃん曰く、「これが我が家のコロナ・インフル対策だ」。

確かに。
自分の体は自分でしか守れない。

美味しくて、体にいいなんて、作らない手はない。
薬に頼らず、健康は自分でつくるのじゃ~と、今日もせっせと作ります。


2023/10/05

たらふくコロッケ

今朝は冷え込みましたね。
涼しいを通り越して、寒くなってきました。

ここでクイズです。
気温が下がってくると、上がってくるもの、な~んだ?

答えは、食欲(笑)!

「こってりしたもの食べたい」
「揚げ物食べたい」
という家族からの要望に応えて、晩ご飯のおかずはコロッケにしました。
ひき肉と玉ねぎとジャガイモのシンプルコロッケ。
カレー味も作る?と聞いたけど、全部普通がいいというのでそのままで。

定番とか、シンプルとか、オーソドックスな味が好きな我が家です。

丸めるのも、パン粉つけも子どもたちが手伝ってくれたので、早くできた。
やっぱりパン粉つけは、一人と二人は全然違う。

多めに作って、お弁当用に冷凍しておこうと思っていたのですが、
「お腹いっぱい食べたいんだ!」という気持ちに応えて、全揚げ。
ゴロゴロゴロゴロ、コロッケだくさん。
全部食べました。
やっぱり、サクサク揚げたてのコロッケはおいしい!

食欲の秋、肥える冬、楽しみです(笑)。

ごちそうさまでしたー。

2023/10/03

2023 稲刈り

やっと秋らしい気候になってきましたね。
風が爽やかで、空が高い。

急に朝晩の寒さを感じるようになり、空気が乾燥してきた感じです。
風が気持ちいい期間をすっ飛ばして、冬が来ちゃうんじゃないかと思うくらい。
なので、今日は、こたつを出したり、灯油を買ってきたり、冬支度開始。
そうそう、昨日言われたリップクリームも準備して、乾燥肌用のクリームも出しとかなきゃ。

そんな家のことがいろいろできるのも、昨日稲刈りが終わったおかげです。
いろいろありましたが、とりあえず、稲刈りまでは終わりました!

今年の様子。

やっぱり、空の青と黄金色の稲、彼岸花の赤、木々の緑のこのコントラスト、好きです。
目に染みるなぁと、一人目頭を押さえていました(笑)。

わかきも6年生になるとかなりの戦力。
私の田んぼ用の靴を履いてもちょうどいい足の大きさになり、体力も腕力ももう私以上かも。身長ももうすぐ抜かれそうです。
よちよちしていたころから田んぼに出ているので、ある意味ベテラン。
見ているだけだったひよも、稲刈り機を押せるようになり、兄に「早く交代してよ!」と言うようになり、、、。
取り合いしたり、ケンカしたり、そうかと思うと、おやつを分け合ったり、手伝ったり。
そんな様子を眺めながら、こうやって田んぼに喜んでついてくるのはいつまでかしら・・・と思ったり。

稲刈りは、私にとって、稲の成長と子どもの成長を感じられる、貴重な時間です。


稲刈りの後は、脱穀、モミすりと、食べられるまでにはいくつかの工程を経ねばなりません。
雨に降られたくないと思っていたら、急に天気予報が変わって今日の夜から明日の午後にかけて雨マーク。。
無事全部終わって、早く「安心」を手に入れたいです。
美味しいお米が食べられますように!

2023/09/29

栗くり坊主

秋の味覚といえば、栗。
先日、立派な栗の木が庭にあるお友達のおうちに行って、栗拾いをしてきました。

段ボールに詰め込んできたイガ栗を取り出すの図。
イガイガに手をやられないように、トングや菜箸を駆使していたのに、指2カ所流血。
新鮮な栗は、イガも強い(苦笑)。

たくさんの栗の、鬼皮と渋皮を剥くのもまた一仕事ですが、食べたい一心で頑張ります。
今年は、新戦力、「栗くり坊主」君を導入したのでいつもより楽でした。
やっぱりまずは栗ご飯。ゴロゴロ栗の入った混ぜご飯は格別!
あとは、甘露煮にしておいて栗ケーキとか、おやつも作りたい、と思って、さらに剥いて剝いて煮たのですが、塩で下茹でしただけで、めちゃうまい!
この黄金色!素晴らしい!!
結局煮詰めて、この鍋いっぱいの栗がすべて食べ終わりました。

瓶詰にして保存しようといつも思うんだけど、保存する前に食べきってしまう、この食欲。
いつも思うんだけど、作る時間や手間はかかるのに、食べ終わるのはあっという間という、この食欲。

ため息をつきつつ、夜はお風呂で息子と主人の2つの頭を坊主に刈りました。
運動会前&暑いという主張により、、こっちは栗くり坊主で疲れてるのに。

夜中、布団からでる二つの坊主頭を眺めつつ、「明日は残りの栗をまた坊主にすっか~」とつぶやいたのでした。

ちゃんちゃん。

2023/09/27

長かった夏が終わり、秋ですね。
暑さ寒さも彼岸まで、秋分の日も過ぎて、待望の秋、到来です。

ご無沙汰しております。
久しぶりの更新です。
しばらく、いろいろあって、更新が滞りご心配をおかけしてすみません。。
大丈夫です。元氣です。

秋のヒヨコがやって来ました!
ピヨピヨ、ピヨピヨ、本当にかわいい。一番かわいいときです(笑)。
みんな、無事に大きくなって、美味しい卵を産んでくれるといいです。
鶏も、人間も、健康第一。健康大事。


秋分の日は、暦の上でも大きな区切り。
私も、いろいろに区切りをつけて、新たな決意を胸に、前に進もう。

心身ともに、健康でいられるように。
日々感謝して、やりたいことをやっていくのだ。

2023/06/21

らっきょうと梅

夏至ですね。
半分、という感覚。

このところ、塩漬け作業に追われています。
らっきょうも梅も、この時期にしかできないことなので、せっせと励みます。

自然栽培のらっきょうは、小粒だけれどギュッと身がしまっていて美しいです。
小粒な分、作業はちょっと大変だけれど、そんなのへっちゃら(笑)。
塩漬けして10日ほどしたら、甘酢漬けにする予定。

こちらも自然栽培されているミセス梅子さんの梅。
いつも卵や野菜と交換させてもらっています。物々交換、ありがたい。
昨日、20キロ弱漬けたのですが(写真とったはずなのに、なくなってた涙)、まだまだあるので今日明日で漬け込む予定。
我が家の健康には欠かせないアイテムなので、これまたせっせと漬けます。

漬けるまでは忙しいけれど、漬けてしまえば長期保存ができるので安心。
塩ってすごいなぁと改めて感心。

田んぼとかもそうだけれど、自然のものって、1年に一回しか”時”は訪れない。
その”時”を逃せば、また来年。
四季があり、季節が巡るって、そういうことだよな、と独り言を言って見たり。

旬の恵みって、本当にありがたいことだなと思います。
大事にします。