2016/03/29

春休み

春休みですね。
わかきも先週末の終業式を持って春休みに突入。
本人は「こーんなにお休みなんだって!」と両手を大きく広げてとても嬉しそうにしていますが、
私たちは・・・(苦笑)。

連日畑で庭で遊びまくっているので、とにかくどこも砂だらけ。。
帰ってくると全部服を玄関で脱がすのですがそれでも家中砂だらけ。
玄関はもちろん、居間も、台所も洗面所も、なぜか寝室も。。。
掃除機かけた後、雑巾がけまでしてるのに、いたるところがジャリジャリしてて、もうっ!!!

まあ、これは春休みに限ったことではないのですが、特にひどい!
たけちゃんもたけ父も汚れた作業着姿で家の中に入ってくるので、
わかきだけが犯人ではないのですが、本当に全身砂まみれで、聞けば畑で寝転んでたっていうし、
靴下なんかそのまま捨ててしまいたくなるくらい汚くて、長靴洗うのももう嫌になってしまいました。

「元気な証拠だよね」と自分を慰めるのですが、それにしても砂砂砂。
ひよがハイハイをするようになったら、ひよも砂だらけだなこりゃ~と一人気をもんでいます。

これは畑での戦利品。
カブトムシの幼虫です。
でかい!!こんなに大きいの初めて見ました。
わかきの手のひらくらいあります。

2人は大変盛り上がっておりましたが、私はそれほどでも・・・。
やっぱり男子はこういうの好きなんですかね。
私はかよわい女子なので、ちょっと怖いなぁと思ってしまいます(笑)。

2人は虫かごに土とか葉っぱとかを入れて飼育をするようですが、
こういうのがあると、また部屋が汚れるんだよね。。。
わかきは幼虫の様子が気になるらしく、毎日虫かごを確認しています。

ひよは今日で3ヶ月になりました。
お乳をよく飲み、よく眠り、よく笑い、元気に育っています。
最近ブログを見るようになったアメリカに住む姉から(インターネットってすごいですね)、
「ひよちゃん、なんだか重そうだね。。。」とメールが来ていましたが、
確かに体重もどんどん増えていて、もう7キロ近いです。
こないだの赤ちゃん体操で、となりの6ヶ月の赤ちゃんと同じ体重でした。。
大丈夫でしょうか。。。

春休みに入り、ひよも私たち同様、わか兄がいるので落ち着かない日々を過ごしています。
今日はわかきがどうしてもひよを抱っこしたいと言うので、抱っこされるの図。
危なっかしいですが、わかきはとても嬉しそうです。

「おかあちゃんみたいにタテに抱っこしたい」と言うので、タテ抱きも(笑)。
ひよは泣かずにキョトンとした様子で、お兄ちゃんになされるがまま。
下の子は強くなるなぁ(笑)。
初めてにしては、けっこう上手に抱っこしていましたが、本人は得意になって何度も抱っこしたがるので、事故が起きないように気をつけないと。。

家の外で、中で、春休みを満喫しているわかきです。

そういえば、今日高崎駅の近くに配達に行ったらもう桜が咲いていました。
榛名ではまだ見かけないので、「桜咲いてる!」とびっくり。
今週は気温も20度まで上がるようなので、榛名の桜も咲き始めるでしょうか。

春はすぐそこです。


2016/03/24

家族はんてん

寒の戻りでしょうか、ここ数日少し寒いです。
こんなとき、大活躍なのが最近家族で揃えたはんてんです。
さっと羽織れてあたたかい。。
重宝しています。

ひよとわかきは色違いで、私とたけちゃんも色違いで。
わかき、大喜び。
しかも、似合う(笑)。
朝起きてきて、「ちょっと寒いなぁ」と言いながら、はんてんを取りに行く姿が面白い(笑)。

今日は、幼稚園に行くのに着たがって、汚れちゃうよ、家の中で着るものだよと言っても聞かず、結局着ていきました。
バスの先生にも「かわいいね~」と言われて、得意顔。
はんてん着て幼稚園に行くのはわかきくらいです(笑)。
お友だちにも「女の子みたーい」(ワンピースみたいという意味みたい)と褒められた?ようです。
たけちゃんと私は少し渋めのものを選びました。
このタイプを着ているモデルさんはおじいちゃんとおばあちゃんでした。

このはんてんを選んだ理由の一つは、裏地が気に入ったからです。
裏地には、「青海波(せいがいは)」と呼ばれる模様を使っていて、

どこまでも広がる大海原に絶えず繰り返される
穏やかな波のように、平穏な暮らしが
続きますように・・という願いが込められた
伝統的な柄です。


という説明があって、すごくいいなぁと思ったのでした。
平穏な暮らしが続きますように・・・まさに私たちの願い。
私たち的には、おじいちゃんおばあちゃんになっても仲良く着ていられたらいいなぁという願いも込めて(笑)。

心も体もあたたまるはんてんライフです。

2016/03/21

しいたけの駒打ち

このところ、少し体調を崩していました。
花粉の飛散とともに、私も悲惨な状態で、
花粉症のせいで抵抗力が落ちていたのか久しぶりに熱を出し、
鼻水は止まらず、鼻がつまって苦しくて夜も眠れないくらいでした。

まだまだ花粉は飛んでいますが、ここへ来て少し落ち着いた感じです。
花粉症、辛いですね。。

街に住んでいた時はここまでひどくなかった気がするのですが、ここは榛名。
周りは山で、杉の木がたくさん植わっていて、花粉の量が尋常じゃない!
ここへ住み始めた時よりはひどくないですが、毎年本当につらいです。。

ここまでくると、公害じゃないの?!と言いたくなるくらい(笑)。
花粉は花粉でもただの花粉じゃないような気がしています。
この時期は周りの梅林もたくさん農薬を使うし、他国からくる有害物質や化学物質など、
空中にはかなり多くの毒が浮遊していて、それが花粉にくっついて猛毒となって体に襲い掛かってくてるんじゃないのかと思ってしまいます。

マスクをしながら、「空気たぁ、うめ~もんですね」というクロトワのセリフが頭をよぎりました。
クロトワとは、ナウシカに出てくる、トルメキアのクシャナ殿下の参謀のあのクロトワです。

車に乗っていると、マスクをしている人があまりにも多くて、
腐海の森にのみこまれてマスクなしには息ができないというアニメの世界が、
そのうち本当に現実になるんじゃないか、
空気が美味しいということが特別なことになってしまうんじゃないかと一人で危惧しています。

このところ、花粉が怖くて窓も開けられないし、深呼吸もできません。
花粉の季節が去って、はやく胸いっぱいに息を吸い込みたいです。

と、花粉症の私は一人わぁわぁ言ってますが(笑)、農家の仕事は外仕事。
花粉症でないたけちゃんとたけ父は杉の木の下でしいたけの駒打ちです。
わかきも参戦。

まず、木にドリルで穴をあけます。
そして、駒を入れてトンカチトンカチ。
わかきは途中であきて、木で遊び始めました。
木を削ったり・・・
「俺は山の男さ~」と言ってみたり(予想)、
木を持ち上げてみたり、
お、持ち上がるか?!
持ち上がった~!!
やっと持ち上げたけど、「足の上に落ちたら危ないだろう!」と怒られるの巻。
怒られたのでそこを離れて、最後はノコギリで締め(笑)。
こういう仕事遊びがわかきは大好きだなぁ。
一人の世界で黙々と遊んでいるのを観察するのは面白いです(笑)。

ちなみに、外は花粉が怖いので家の中から写真撮ってます。
家の中にいても、家族が服や髪に花粉を大量につけて家に入ってくるので、
結局は家の中は花粉だらけなのですが。。。
家の中でも常にマスクが必要です。

あ~、美味しい空気を吸いたいなぁ。

花粉症のみなさん、あともう少しの辛抱です。
お互いがんばりましょう。。。

2016/03/12

今朝は雪が降りました。
窓の外はこんな感じです。
このくらいだと、「雪だね~。きれいだね~」と言っていられます。
積もるほどではなかったので安心しました。

出荷作業に影響がでるのでできれば降らないで欲しかったけど、わかきは雪が降って大喜び。
朝からこの寒さの中外に出ていました。
「除雪だ~!!」とブルドーザーやユンボのおもちゃを出してきて雪かき。
楽しそうでうらやましいです(笑)。
午後にはだいたいとけてしまったのでさみしそうでした。

たけちゃんは、畑が使えないので育苗ハウスでトマトの鉢上げです。
まだ小さな小さな苗を一つ一つポットに移していきます。
けっこう根気のいる仕事です。
3月は今日のように雪が降るくらい寒い日もあったりして、いろいろと神経を使います。
今晩もかなり冷えるので、ちょっと心配です。
苗が無事だといいのですが。。。

このところ私は花粉のせいで調子が悪いです。
育苗ハウスの上を滴る水が黄色だったとたけちゃんが言っていましたが、
水が黄色くなるくらいたくさんの花粉が飛んでいるようです。
たけちゃんとわかきが家の中にたくさん花粉を持ち込むので、
どこにいてもくしゅんくしゅんと、ダラダラ鼻水。。。
つらい。。。。

そういえば、3.11の時も花粉がたくさん飛んでいた記憶があります。
あの日はとても風が強くて。。
3.11の直後の風が強い日に、花粉がすごすぎて私は目が飛び出たのでした。
冗談じゃなくて、本当に、目の粘膜が飛び出して目が見えなくなってしまいました。

あれから5年。

当時は混乱に巻き込まれて見えなかったことが、
5年も経つと見えてきたりします。

今必要なのは、
「まっすぐに見る」
ということのような気がします。

脚色したり、誇張したり、利用したり、自分たちに都合よく見るのではなく、
広い視野で、冷静に、本当の、事実を見る。
そして、これからの進むべき道を探る。

私たちにできることは何だろうと考えると、
この仕事を一生懸命やっていくことしかない、
というのが今の私たちの答えです。

この仕事が好きだから、
家族のことが好きだから、
みんなのことが好きだから、
日本のことが好きだから。

今日という日があることに感謝します。

2016/03/11

初卵

去年の秋、10月に来たヒヨコが卵を産み始めました。
記念すべき、1個目です。
次の日には2個産みました。
3個になったので朝ごはんに割ってみると、
ぷりん、ぷりん。
弾力がすごいです。

「ぷりん、ぷりんって何?」とわかきが聞くので、
「赤ちゃんの肌とか、わかきのおしりみたいなのだよ」と冗談で言うと、
「ふ~ん」と納得。

若鶏の産んだ、ぷりんぷりんの卵。

ぷりん、ぷりん、若いってうらやましいです(笑)。


はんてん

3月に入って暖かい日もありますが、まだまだ寒い日もありますね。
今、窓の外は雪。
寒いです。

こんな日は、はんてん。
最近のお気に入りです。

あったかくて、軽くて、さっと使える。
ひよ愛用中。
俺のがない!とひよの足をひっぱるわかき。
ひよのはんてんを着て逃走(笑)。

わかきも気に入ったようなので、色違いの青を準備することにしました。
そして、私たちもやっぱり欲しくなってしまったので、家族ではんてんをそろえる予定です。
来年の冬の寒さも怖くない~!

後姿もかわいい~。
たけちゃんが思わずパチリの一枚です。

2016/03/09

懺悔

「なんでそういうことするの?!」

「だから言ったじゃない!!」


言うことを聞かない子どもの失敗に、イライラ、カッカ。
このセリフを吐いた後はいつも落ち込みます。

わざとしてるわけじゃないのにね。
そんなに怒ることないよね。
あなたが悪いわけじゃないのにね。
責めてごめんね。

失敗をもっとおおらかに受け止めてあげられるようになりたいです。
失敗は次へのステップなのだから。

チャレンジ精神を褒めてあげられるくらいの余裕がなければ。

2016/03/08

日曜大工

このところ、わかきは幼稚園が休みの日は一日中外で何かしています。
本人は大工さんになったつもりで、一生懸命仕事をしているようです。
気が付くと、ノコギリやらトンカチやら、シャベルにナタ、いろんな道具が散乱しています。

おそらく作業小屋を建てる為に毎日大工さんが来ていたので触発されたのでしょう。
わかきは大工さんたちの仕事をしている様子を見るのが大好きで、いつもまわりをうろちょろしていましたから。
今度は自分もやりたい!と張り切っているようです(笑)。

遊んでいるようにしか見えないので(っていうか、遊んでるだけなので)、
いいところにいたから「ちょっと戸を開けてー」などとこちらが頼むと、
「それじゃあ仕事になんないな~」なんて、偉そうに言っています。
いっちょまえにちょっと迷惑そうな顔をして言うので、笑ってしまいます。

職人さんたちとこれまた同じように、午前中に1回、午後に1回、必ず「お茶の時間」もあって、
時間になると「お茶にしよう。みんなー、お茶だよ~!」と家族みんなに声をかけ、
おやつを外に持ち出して石の上に腰かけて美味しそうに食べています。
まったく職人気取りです(笑)。


今週末も、大工仕事に励んでいました。
「わかちゃんもノコギリで木を切りたいんだよ!」とたけちゃんを呼び出し、木を押さえてくれとせがむ。
ギコギコ、ギコギコ、切れたかな。
だいぶ切れ込みが入ったから、トンカチで叩いてみよう。
あ、割れた。
やった!割れたよ~!!

小屋を建てるのに余った建材を細かくしてくれるので、薪ストーブに利用できて助かっています。
わかきも少しは役に立つようになってきました。

2016/03/06

啓蟄

冬眠していた虫が動き始める季節、啓蟄です。

今年は暖冬だったので、越冬している虫が多そうで少し心配しています。
心配なのは虫だけではないと、今日目が覚める思いでした。

そう、イノシシです。

啓蟄になりイノシシも動き始めたのでしょうか、田んぼに出没していました。
金網で囲ってあったのでノーマークだったのですが、今朝知らせを頂き田んぼに行ってみると・・・
写真だとわかりづらいですが、金網を破って中に入られています。
土手が壊されています。すごい破壊力です。。
動き始めた虫を食べようと土を掘り起こしているのでしょうか。
また今年も田んぼは大変そうです。
慌てて金網を買いに行って、とりあえずの補強をしました。

日中は暖かく、もう春なんだ~と思うけれど、朝晩はまだまだ。
外は水道を出しっぱなしにしておかないと、凍って水がでなくなってしまいます。
これはホースの水を一晩だしておいた後の様子。
氷に変わっています。

ニワトリ小屋の水道のところもこんな感じです。
毎朝、ニワトリの水のみ容器にも氷が張ります。
その氷を割ってあげないと水が飲めないので、それを割って回るのが一つの仕事ですが、
その氷の厚さで前夜の気温がだいたいわかります。
まだまだ寒いです。。

ここ数日わかきは鼻水を垂れています。
寒暖の差が激しいので、みなさんも風邪など引かないようにお気を付けください!


2016/03/04

ひとりごと

このところ、ブログの更新がマメにできています。
ふと思うことや考えること、感じることを書くというのはとてもスッキリするものですね。
私にとって書くことは、つまり思想することであり、それは生活と一体であることを実感しています。

生活をするから思想が生まれるのであり、
思想するから生活が味わい深いものになっていく。
こういう暮らしをしているせいかもしれませんが、
最近そんな風に思っています。

「思想」なんて言葉を使うと小難しい感じがするかもしれませんが、
つまりは、「これが好き」とか、「これを作りたい」とか、「こうなりたい」とか、
想うことがあればそこに思想は生まれるものではないかと思っています。

朝起きて、働き働き、夜眠る。
その繰り返しの中で、何を感じ、何を掴みとっていくのか。
同じものを食べても人それぞれ味の感じ方が違うように、
同じ時間を過ごしても得るものや感じるものは人それぞれに違って、
その過ごし方が人生をつくっていくんだろうと思います。

人生を味わう

ここ最近、「味わう」という言葉の意味を考えています。
そして、「人生を味わう」と考えるようになって、
前よりもやわらかく生きられるようになった気がしています。

最近の出来事で一番の「味わう」を経験したのは、やはりお産でしょうか。
分娩所要時間13時間。
寄せては返す、寄せては返す痛みの波の中で、
まさにまさに、陣痛を味わった感があります。
とてもとてもとても痛かったけれど、味わえたと考えるとまた違ったとらえ方ができます。

味わうといえば、先日、東京で私たちの卵を買って食べたという方からお電話を頂きました。
美味しかったので、野菜も食べてみたいとのことでした。
「こっちで買う人参は、味がないのよ~」と。

人参なのに、人参の味がしない?
なぜだろう。
人参の形をしているのに、人参の味がしない。
つまり、中身がないってことだろうか。

それが空虚さを意味するならば、私たちの生活においても、ひいては私たちの人生においても、
同じことが言えるのではないだろうかと思いました。
味がない日々、味がしない人生とは、それはとてもつまらないのではないだろうか。

楽しいことや嬉しいこと、美味しいことを味わうのと同じように、
辛いことや苦しいこと、痛みや悲しみも「味わう」ととらえてみよう。
この「味わう」という視点を自分の中に取り入れた瞬間、
頭上にかかっていた雲がさーっと晴れて、パーッと視界が明るくなった感じがしました。

そうか、どんなことも「味わう」と思えばいいんだ!と。
辛い時も苦しい時も、そしてもちろん、楽しい時も、いまを味わう。
いま、まさに、人生を味わう。

辛いことも苦しいことも嫌だけど、それもまた人生。
生きているといろんなことがある、だから人生。
たくさんたくさん味わって、味のある人生を楽しんでいこうと思います。

今日は3月3日、おひなさま。
わかき作。
ずいぶん上手に絵が書けるようになった!

わかきの成長を味わった夜でした(笑)。

2016/03/01

ニワトリの産卵

今日で2月も終わりました。
1ヶ月がほんとうに早いです。

1ヶ月前は何をしていたんだっけと振り返ると、大雪でヒーヒー言ってました。。
とけてしまえば何事もなかったような風景ですが、1ヶ月前は凄まじかったんだなぁと写真をみながら思いました。

雪がなかなか融けず畑が使えなかったので、春の準備が出遅れています。
種まきのタイミングも遅れたので、春のものがでてくるまでまだ少しかかりそうです。
いたるところで雪の影響が残っています。

雪の影響が出ているのは畑だけではありません。
大雪の後からニワトリの産卵が落ちています。
ここへ来てやっと少し産卵が回復傾向にあるので、だんだんと落ち着いてくるかと思いますが、
ご注文いただいてもご希望数お出しできないこともあり、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。。
また、最近いつも卵が並んでいる売り場に卵がないため、お問い合わせをいただくのですが、
3月中にはお出しできるようになるかと思いますので、いましばらくお待ちいただければと思います。
よろしくお願い致します。

さて、ニワトリの産卵、数は落ちていますが、味は落ちていないと自負しています。
というより、より美味しくなっているような気さえします。
なぜかというと、この寒さの中でもしっかり野菜をあげられているからです。
しかも、寒さに耐え抜いた野菜を、です。

これは、雪の日のニワトリ用の野菜です。
人参にかぼちゃ、人参の葉っぱ。
栄養満点です。
この時期の人参は最高に美味しいです!

これは雪に埋もれた人参です。
雪に負けなかったね、頑張ったね。
雪かきをしながらニンジンを掘り、足の感覚がなくなったことがついこの間のことです(笑)。

雪が降ろうがなんだろうが、腹がへるのは人間もニワトリも一緒で、
非常事態のときのエサの確保が何よりも問題です。
車が動かせないのは本当に大変で、たけちゃんはエサを作るため30キロの米袋を担いで何度も雪道を歩きました。
車が動かないと仕事になりませんね。

大雪に大雨、地震に噴火、農業を始めた8年前とは明らかに自然条件が変化してきています。
いままで適度に、というより絶妙に巡っていた四季が確実にバランスを失いつつあるような気がします。
しかも、恐ろしいくらい加速度的に。
10年後はどうなっているのか予測ができません。
いまの子どもたちが大人になるときにはどんな世界になっているんだろうといつも思います。

何でも過ぎるのはよくないですね。
食べ過ぎ飲みすぎ、雨雪の降りすぎもだめ。
花粉も多すぎるとだめです。
適度に適度に、バランスを崩さないように。

今日は2月の29日。うるう年です。
地球もバランスをとるためにリセットの1日なのかな。
私も「過ぎないように」気をつけます。