2022/07/23

いろいろなこと

7月も終盤ですね。
子どもたちは夏休みに入りました。暑い日が続いています。

これは7月初旬の新芽たち。
もう10年以上前に購入したゴムの木ですが元気です(母のおかげで)。
ブログをアップしようと思いつつ、、、。
しばらく近況報告が滞っておりすみません。。

参院選が終わればいろいろが動き始めるなと思っていたら、案の定。。
世間が慌ただしくなってきています。
秋からいろいろが本格化するというのは以前から言われていたことですが、私たちのところにもその波がきています。

大きく2つ、ご連絡がありまして、

①産直野菜セットですが、再開することはないかもしれません。

②卵の価格を改定させていだたきます。

①については、野菜を作っていないわけではないのですが、不安定な天候、人手不足、配達コスト、宅配料などもろもろ考えると、「産直野菜セット」というシステムでは難しいです。
人参やジャガイモなど、日持ちするものをまとめて(5キロとか)発送する、もしくは取りに来ていただく、という形なら可能かと思いますが、現状だと、「スーパーまるおか」さんでご購入いただけます。
卵は、県内だと「サンデールーム」さんでも取り扱っていただいてます。

再開をお待ちくださっていた皆様には、ご期待にそえず大変申し訳ございません。。

②については、飼料価格、燃料費、維持費、全てが上がっています。
特に、飼料価格がハンパないです。。
魚粉が徐々に徐々に上がっていたのですが、今年すでに2回上がっていて、
昨日は予告なしに上がっていて、その上げ幅に驚愕。

小麦に関しては、業者さんに「今までの倍の値段になる。しかも、それでも手に入らないかもしれない」、と言われました。大手が買い漁っているらしく、業者さんも入手困難だそうです。

小麦はこの時期にしか買えないので、一度に年間分購入するのですが、それが買えないとなると、養鶏の継続も正直難しくなります。
しかも、買えても倍の値段となると、「トン」という単位で購入しているので、かなり経費がかさみます。。
1ヵ月単位で計算しても、万単位で飼料価格が上がることに。。。
8月から価格を改定する予定ですが、小麦の落札価格によっては、さらに改定しないといけなくなるかもしれません。


不穏な空気が漂っていますが、平常心でいたいものですね。
コロナが始まった時に、大きく世の中が変わっていく(変えられていく)ことを感じていたので、危機感をもって、ココロネタイムスなどでも私たちなりに警鐘を鳴らしてきましたが、やっぱり、、、といった感じでしょうか。

もう2年半ですものね。
ひたすら供給能力の破壊をしてきたのですから、さまざまなところで危機があって当たり前です。

食料、電気、ガス、ガソリン、水、、、。
これからは、いくらお金があっても、モノが手に入らない時代かもしれません。

自給力を高めていくしかないですね。
まずは笑いの自給から(笑)。日々笑顔で楽しく過ごしましょう!

2022/07/01

うめうめうめ

梅仕事がひと段落です。
今年も、梅エキス、梅干し、梅ジャムとたくさん作りました。
梅子さん(自然栽培梅農家さん)、美味しい梅をいつもありがとうございます!

暑い時期には大活躍します。
おかげさまで、家族一同、毎日梅を食べているから元気です。

朝の一粒、お弁当の一粒、たっぷり汗かいた後の一粒。
我が家のお守りといっても過言ではない!

なんとも暑い毎日ですが、がんばりましょう。。

2022/06/29

幸せの白いハト?

突然我が家に白いハトがやってきました。
本当に真っ白なハト。

わかきは抱けるくらい仲良くなっていました。
二日ほど滞在し、飛び立っていきました。
わかき曰く、わかきに別れを告げてから飛び立っていったとのこと。

「じーちゃん!」
とわかきたちは呼んでいました。
わかきの物語では、天国のじーちゃんの魂がハトに乗り移ってここへ来て、
僕たちに何かを伝えに来て、それが済んでじーちゃんの魂が抜けたからハトが飛び立ったんだ、ということ。

なるほど。

夏至直後の珍客?の到来に、何かを感じたりして。。
最近不思議なことが続いたりしていて、何かの時が近づいている予感??

2022/06/12

お知らせ

 家の電話が故障しています。

なので、電話・FAXが通じません。。

しばらくは、メールでの対応となりますので、ご連絡があるときは以下のアドレスまでお願いいたします。

ご不便おかけして大変申し訳ありません。。。


kokoronefarm@gmail.com


2022/06/07

田植え

ご無沙汰しております。
あっという間に6月ですね。
もうすぐ1年の半分が終了、、なのですね。

先月末に、義父の四十九日の法要を終え、いろいろが区切りがつきました。
精神的にも、ひと区切りというか、巡る季節に追われているうちに吹っ切れた感じがします。
というか、絶賛農繁期中です(笑)。

自然とにらめっこしながらの田んぼ作業に気をもんでいましたが、先週末になんとか3分の2の田植えが終了し、ほっとしています。
ここまでくれば一安心と思いたいところですが、この間の凄まじい雹といい、自然は何があるかわかりません。
何とか無事、収穫まで至ることを祈ります。。

雹。すでに2回目。
雨が止んで空が落ち着いてから写真を撮ったので、だいぶ小さくなってますが、本当にすごい雹でした。

近隣の方は、フロントガラスが割れたり、ハウスに穴が開いたり、カーポートが穴だらけとか、けっこう被害が大きかったです。
この辺は梅農家さんも多く、傷だらけの梅が本当に気の毒です。。
もちろん他の作物にもかなり被害が出ており、みんな頭を抱えていました。。

我が家は、ハウスと車は大丈夫でしたが、畑のマルチが穴だらけだったり、ウッドデッキのトタン屋根に穴が開いたり(梅雨なのに雨漏り・・・涙)、、。
自然は厳しいですね。何があるかわからないです。

でも、落ち込んでいる暇はなく、何があるかわからないこそ今を懸命に生きる、
それしかないと改めて思っています。

”今”があることに感謝して、今を懸命に生きる、やっぱりそれしかありません。

ファイト!

2022/04/26

キャベツとシイタケ

4月も終盤ですね。
あっという間に4月が終わろうとしています。
季節は新緑に移り変わり、農家的には田んぼのことでソワソワしてきています。
GWあたりから忙しくなりそうです。

今採れているのは、キャベツとシイタケとかき菜。
今日は6個のキャベツが搬送されてきました。
キャベツはとにかくザクザク千切り!
毎日ざる一杯食べてます(笑)。
春キャベツは柔らかくて、生でバクバク食べれますね。

あと、旬の時期にはたくさん採れるシイタケ。
煮たり、焼いたり、天ぷらにしたり、このところやはり毎日食卓に上ります。
今日は、ごぼうと一緒に佃煮にしました。
濃い目の味付けがご飯に合う!
台所で料理したり、こうやってパソコンに向かえるようになってきたのは、
いろいろが落ち着いてきた証拠かな。
今日は2時間料理に没頭しました。
ひたすら仕込み(笑)。

誰かが、「無心になるにはキャベツの千切りがいい」と言っていたけど、確かに。
ひたすらみじん切りもいいかもしれない。
ちなみに今日の夕飯は餃子です(笑)。

大量の下ごしらえをしてできた台所貯金がなんとも嬉しい。。
今週は献立考えるのが楽だなぁ。
忙しくても、日々のご飯は整えて、やっぱり日々の活力はそこからだから。


近況報告をかねたひとりごとでした。。

2022/04/18

お別れ

ご無沙汰してしまいました。


去る、4月12日、父 紋谷武男(享年84)が永眠いたしました。
喪主の意向でお悔やみ欄には載せませんでしたが、4月15日に葬儀を執り行い、最後のお別れを無事済ませることができましたことをご報告申し上げます。
ご連絡が行き届かず、ご無礼をお許しください。。

別れというのはいつも突然ですが、こういう時がいつか来ると覚悟していたものの、
いざその時がくると、突然のことに動揺するものですね。
いろいろ準備していたつもりが、もろもろの対処に追われ、慌ただしく1週間が過ぎようとしています。

とりあえず、お葬式が終わり、いろいろ段取りができて落ち着いてきた今、
思うのは感謝しかありません。
もろもろに協力してくださった方々への感謝と、亡き義父への感謝。
ただただ、感謝。

私たちが今のような形のこころね農園を営めているのも、亡き義父の応援があってのことです。
木を伐るところから始まって、手作りで鶏小屋を建ててくれたのも義父でした。
暑さ寒さ関係なく、時間があれば畑に来て手伝ってくれたのも義父でした。
労を惜しまず、文句を言わず、汗まみれ、泥まみれ、鶏糞まみれになっても、黙々と仕事を手伝ってくれる義父でした。
本当に働き者の義父でした。
時には衝突したり、嫌な気持ちになったこともあったけれど、
最後はやっぱり、感謝しかありません。

義父が動けなくなってから、いろいろと手が回らない状況になって、
改めて、義父のサポートがあるおかげでここまでできていたことを実感しました。

今、産直野菜セットをお休みさせていただいておりますが、
今の形は義父が手伝ってくれていたからできていた側面もあり、
今後は今までとは違う形になっていくと思います。
いろいろが同時並行で進んでおり、ある程度形作られていくまでには少し時間がかかるかもしれませんが、頭と体をフルに使って、新しい自分たちのスタイルを作っていきたいと思います。
あたたかく見守っていただけると幸いです。。
どうか、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

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家の裏で、たらっぺが採れ始めました。
これも義父が植えてくれたものでした。
義父の好きだった天ぷらにして食べました。

家の周りには、義父の痕跡があちらこちらに。。。
きっと毎年、この時期になると、この時のこと、義父のことを思い出すのだろうな。

やっぱり春は、私にとって、別れの季節です。

2022/04/05

ヒヨコが来ました!

今日は、清明。
春真っ盛りですね。

我が家にも、春の象徴ともいえるヒヨコたちがやってきました。
ピヨピヨとっても元気でかわいい子たちです!
もこもこ、ふわふわ、あったかい。。

届いたヒヨコを、1羽1羽、水飲み場を教えながら部屋に入れていきます。
しばらくは、この手作りこたつ部屋の中で保温しつつ、育てます。
なんでもそうですが、ここまで準備するのが一番大変で、
ここまでくれば、あとはとりあえず大丈夫。
楽しいヒヨコたちとの日々が始まります(笑)。
なんとか無事に迎えることができてよかったです!

また成長した様子もお知らせしたいと思います。
この子たちが卵を産むのは秋ごろです。
楽しみにお待ちくださいませ。

2022/03/23

昔の手紙

ご無沙汰しております。
急に寒くなり、雪が降ったりしておりますが、みなさんお元気でしょうか。。
近況など報告しようと思いつつ、しばらく投稿ができずすみません。

私はというと、この怒涛の日々にも慣れてしまい、これが日常になりつつあります(笑)。
大丈夫です。元気です。


今日、ふと昔の手紙を手に取りました。
2010年ってあるから、もう12年も前の手紙。
親友とのやり取り。

彼女とは、ことあるごとに手紙のやり取りをしていて、
彼女からの手紙はもちろん、自分が書いた手紙も投函する前にコピーして全部とってあります。

たまたま選んだ一通を、何となく読んでみると、
今の私に向かって書かれているようで、驚きました。
少しだけ、紹介しますね。

「とっちぃ(私のあだな)は、自分のやりたいことだけやっているようで、
実は、一石二鳥というか、同時に人も(親も)喜んでくれるようなことを選択してきたと思います。
もちろんそれはとても素敵なことだけど、最後は真にわがままになれるといいね。
それが楽観ってことになると思うのだけど」

なんか、泣ける。。

私は、自他ともに認める”わがままな人間”で、
ずっと「自分のやりたいことは何なのか」ばかりを考えてて、
そこに忠実に?生きてきたようなところがあって、
”わがまま”であることは、十分自覚しているのだけど、
それだけじゃないと、自分では気づかない私を彼女は教えてくれた。

今回の自分の行動や決断は、その、「一石二鳥」を選んでいるのかもしれないと思いました。
うまくいくかわからない、どうなるかわからない。
でも、たぶん、なんとかなる。
それが、彼女が言うところの「楽観」で、最後はそこなのかな、と。


その彼女の手紙に対して、私は、

「言葉に力があるのではなく、力のある言葉があるだけ。
対話に力があるのではなく、力のある対話があるだけ。
人は、”考え抜く”という営みによってこそ自分の言葉を獲得し、
「力のある言葉」や「力のある対話」を紡いでいけるのだと思う」

と偉そうなことを書いていました(笑)。
考え抜き、どこかしら突き抜けたところのある彼女の言葉には力がある。

「野菜に力があるのではなく、力のある野菜があるだけ」
「料理に力があるのではなく、力のある料理があるだけ」

日々の営みによってしか、力のあるものは作れないんだと思う今日この頃です。
いつも野菜や卵を楽しみにしてくださっているみなさんには、
ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ないのですが、
力のあるものを作れるように頑張ってまいります。


もうすぐ4月。
彼女の誕生日でもあるし、彼女が遠くに旅立った日でもある。
彼女がこの世に存在しなくなってもうすぐ10年。
でも、いまだに彼女の言葉に、彼女との対話に励まされている私。。

もう何年も手を触れていなかった手紙たちに、
なぜ今日は触れてみる気になったのか不思議だけれど、
彼女が私を心配して来てくれたのかなと思ったり。
ちょっと遠いのでしばらく行けてないけど、今年はお墓参りに行きたいな。

春は切ない季節です。

2022/03/11

春の嵐だと思うことにする

励ましの声や、いたわりの声をいただき、どうもありがとうございます。
刻々と状況が変化していく中、自分たちが大切にしたいものは何かを自問し続けています。


一昨日深夜、義父が入院しました。

「しんどい」と言うので、
「病院に行く?」と声をかけると、
うなずいたので、夜中の0時を回っていましたが、病院に連絡。
何かあったらいつでも病院に連絡していいと言われていたので、ありがたかったです。

病院に着くと、義父は発熱していて、PCR検査をして陰性だったので入院できました。
陽性だったら入院できないのかなと思うと、待っている間不安でしたが、無事陰性で入院できました。
その後、入院手続きやらなんやかやでバタバタしましたが、やっと少し落ち着きました。

家の空っぽのベッドを前に、一抹のさみしさはありますが、
気持ちを切り替え、昨日から種を蒔き始めました。
私たちの野菜や卵を待っていてくださる皆様に、またお届けできますように、頑張っていきたいと思います。
今までとは違う形になるかもしれませんが、試行錯誤しつつ、今の私たちのベストをやろうと思います。


この2週間ほど心も体もフル稼働、常に興奮状態だったので、
なんだか自分の周りだけ嵐があったみたいになっている(笑)。
なぜか畑も、うちの畑だけすごいことになってて、隣の畑のおばあちゃんに聞いたら、
「あんたんちの畑だけ竜巻がきてたよ」と。
確かにすごい砂ぼこりが鶏舎の方から見えたけど、なんでうちだけ?!
ある意味すごい(笑)。
うちだけ嵐が押し寄せてるみたいだ。

でも、大丈夫、と思う。
嵐のあとは、余分なものがみんな飛び去って、大事なものが残る。
そんな気がする。
この嵐には、きっと、意味があるんだろう。

嵐の最中は、心静かにじっと過ぎるのを待とう。
願わくば、被害は最小限でありますように。。。

嵐が過ぎ去ったあとの景色はどんなだろう。
ワクワクしながら日々を生きよう。

2022/03/07

近況など

風が強いですね。
花粉も飛び始めたようです。。

産直野菜セットお休みのご連絡を皆さんにさせていいただいているところです。
こちらの急なご連絡にもかかわらず、皆さんから優しいお言葉やお気遣いをたくさんいただき、涙腺が崩壊しています(笑)。
どうもありがとうございます。

返信をくださった方お一人お一人に返信したい気持ちでいっぱいですが、
こちらのブログでいろいろとご連絡させていただきますこと、ご了承くださいませ。。


まず、朗報として、私の母が退院しました。
当初は最低2週間の入院と言われ、リハビリの説明までされたので、
いろいろと覚悟していたのですが、思ったより軽く、多少のめまいはあるものの、
日常生活には支障がなく過ごせそうで安心しました。
ただ、店の営業となるとまだ不安なので、しばらくは私が店に出ることになりそうです。

義父は、日に日に憔悴している状況で、排泄や食事(ほとんど飲み物のみですが)はもちろんのこと、起き上がることも介助がなければ何もできないようになってきました。
必ず誰かしらがいないと不安な状況なので、交代で様子を見守っています。

春の訪れとともに始まる種まきがほとんどできていないので、
やはりしばらくは野菜がなさそうです。。
でも、できることを考えてやっていきたいと思います!

産直野菜セットお休みの間、野菜や卵をどこかで買えますか?
というお問い合わせもいただておりますので、それらの情報もアップしてまいります。

とりあえず、人参と卵はスーパーまるおかさんで取り扱っていただいております。
卵だけなら、サンデールームさん(前橋)、ファームドゥ吉岡店、グルメ四季菜館筑縄店にあります。
あと、とちの木の店頭でも卵など販売しておりますので、お立ち寄りいただけますと幸いです。
あと、まとまった量であれば、発送も承ります。

販売場所をきちんと列記したものを近々アップしますので、
そちらをご確認いただければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。
柑橘のおいしい季節です。ビタミン摂ってがんばるぞ!

2022/03/04

産直野菜セットお休みのご連絡

いつもありがとうございます。
こころね農園の紋谷です。
しばらくブログの更新が滞りましたが、怒涛の日々を過ごしております。。

急なご連絡になり大変申し訳ないのですが、
都合により、しばらく産直野菜セットをお休みさせていただくことになりました。
配達、発送の日にちが近い方から順次個別にご連絡をさせていただいておりますが、
こちらの方でもお知らせいたします。

天候などの影響もあり、お出しできる野菜がないこともあるのですが、
主人と私の互いの親が体調を崩したこともあり、いろいろと相談した結果、
やむをえないと判断いたしました。


長いことガンを患い緩和ケアに通っていた80代の義父が末期に入り、
いよいよ入院ということになったのですが、入院したら最後、
コロナだと面会不可、もう会えないということもあり、
入院当日の朝、たけちゃんが「ギリギリまで家で看たい」と。

同居しているわけではなかったので、こちらにベッドごと移動し、
介護・看護をすることになりました。

家は平屋の狭い家なので、ひと部屋空けるために、私の実家へ荷物を移動。
母に手伝ってもらって、「ありがとう~」と家に戻ったら、その日の夕方、
母が救急車で病院に運ばれたと、しかも脳梗塞の可能性と連絡が入り、
今度は慌てて病院へ行って、実家へ行って、入院準備。

なんだかドラマの世界みたいだ、と呆然(笑)。

実家はとちの木という店をやっているのですが、父は一人でも店を開けると言っていて、
持病持ちなのに、無理して今度は父が倒れたら大変(さすがに同時に3人の看護はつらい。。)。

たけちゃんともいろいろ相談した結果、ちょうど野菜があまりない時期だし、
一旦、産直野菜セットをお休みして、とちの木を手伝いながらとりあえず今を乗り切ろうということになりました。

ただ、きっかけは親の病気でしたが、自分たちの農園のあり方なども考え直さねばと思っていた時期ではあったので、一旦立ち止まって、リセットするよい機会と前向きにとらえることにしました。

いつも楽しみに待っていてくださる皆様にご迷惑をおかけして大変申し訳ないのですが、
どうかご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。
バージョンアップしたこころね農園になれるように、頑張ります!



2022/02/15

心の自立


今日は、真面目に、本の紹介です。

大和先生の『心の自立~願望から意志へー志のある人生~』。
たけちゃんが、会社員時代に読んでいた本。

なぜこの本を紹介したかというと、この本の中の文明崩壊のパターンに、
今の状況があまりにも合致している気がしたので。。

写真だとわかりづらいかもですが、、、。
左の似顔絵のところに、数字で段階をいれたのですが、
感覚としては、農業をはじめた頃にはすでに1~3くらいにはなっていて、
ここ10年くらいで少しずつ崩壊が進んで、このコロナで一気に加速(崩壊に向かって)した感があります。

右側が個人レベルでのことかなと思うのですが、
「科学の進歩」から始まり、「便利さ」「豊かさ」による「生活環境の温室化」、
そこから「自立性の喪失」、「間接経験増大」「間接情報依存化」、
その先に、「虚構への抵抗力欠如」(赤まるで囲ったところ)。
そして、「情報汚染」→「集団ヒステリー・パニック」→「社会の崩壊」。

この本のテーマ自体が「心の自立」ですが、
基本的に、人は、自立できず、依存的になると、自分の頭で考えなくなる、ということなのかな、と思いました。
自分の頭で考えない、間接情報に依存する、結果、虚構への抵抗力がなくなる。
そして、虚構が蔓延する。

まさに、今!?

個人的には、そっちの蔓延防止やってほしいくらいです(笑)。


もちろん、この図がすべてではないので、この通りにいくかはわからないのですが、
今後の社会の参考資料として、心に留めおきたいと思ったので取り上げてみました。
初版1996年、約30年ほど前の本ですが、今読むべき価値のある本だと思います。


便利さや、豊かさを否定するわけではありませんが、それ一辺倒でいいのかどうか。
それによって失ったものもあるはずで、”温室”の中では、人は堕落することもあります。

自分でやらなくても、便利さや豊かさをお金で手に入れ、消費できるようになった。
その結果、自立性を失い、依存的に生きるようになってしまった面は否めません。
もちろん、お金も必要です。ただ、そこに依存しすぎると、自分の主権がなくなっていくように思います。

やっぱり、要は、バランス、ですね。


便利さや、豊かさを”適度に”享受しつつ、自らの意志で、手を動かし、体を動かし、
直接体験を取り入れながら、自立した態度で生きることは、
これからの時代に、とても大事なことだと思っています。

2022/02/14

踏み込み温床作り

このところ、踏み込み温床作りをしています。この時期の大事な仕事です。
落ち葉の発酵熱を利用して、夏野菜の苗の育苗をします。
これが出来上がらないと、種まきができません。。

とにかく、大量の落ち葉が必要なので、落ち葉集めの日々です。
落ち葉をたくさん置いた上に、おからを撒いています。

米ぬかを撒いています。

そして、わらを刻んで撒きます。
わらを刻むのが上手になり、任せられるようになりました。
この、落ち葉、おから、鶏糞、米ぬか、わらのサンドウィッチをひたすら繰り返す。
今日は、落ち葉を75リットルの袋30枚分(軽トラ3台分)やりましたが、
まだまだ出来上がりません。。

それまでにも軽トラ3台分はやったので、計6台分だけど、
踏んで踏んで踏み込むので、かさは減り、まだだ~となります(苦笑)。
発酵熱が出てくるまでは、しばらくかかりそうです。

寒い中ですが、これをやると体が温まるので、この自分の熱を発酵熱に回せないものかと思います。

2022/02/12

お雛様

雪もだいぶ溶けましたね。
お日様が眩しいです。

節分も終わったので、ひよ君待望のお雛様を出すことにしました。
お雛様を出したくて、珍しく掃除をするひよ。

1年ぶりのお雛様のお顔、やっぱり素敵ですね。
ひよ作のお雛様と、なぜかわかきのプラモデルが一緒に飾られている(笑)。

うちはスペースの問題もあって、一段飾りにしましたが、
それでも奥にしまってあったものを出すのは大変(というか面倒笑)。

子どもとお雛様を出す作業をしていると、ふと、自分の子供の頃を思い出しました。
うちは三姉妹だったこともあり、大きな七段飾りでした。
細かい記憶はないけれど、今思うと、店をやっていて、とにかく日々忙しかったので、
よくあんな忙しい中、七段飾りのお雛様を出してくれたなぁと。
感謝です。

「お前たちが小さい頃は、寝ないで仕事してたよ。
でも、その頃は必死だからできちゃうもんなんだよね~」
と、よく聞かされたものですが、いざ母になってみると、確かに。
何かをやろうとすると、睡眠時間を削らないことにはできない。。

でも、四十路に入り、睡眠を削ると逆にいろいろがうまく回らない(睡眠不足でかえって効率悪くなる、疲れて機嫌悪くなる笑)ので、健康のためにもなるべくそこを削らないように意識はしているのですが、、。

子どもの健やかな成長を願って、
自らの心身の健康と、家族の無病息災を祈念して、
お雛様に手を合わせてしまう私なのでした。

健康大事!

2022/02/10

雪です

朝起きたら、雪が降っていました。
配達もあったので車に乗ろうとすると、フロントもなにも雪だらけで乗れず、
雪で滑って手に持っていたフロントにかけるはずの水を自分がひっかぶり、
着替えたり、車を動かせるようにしたり、出発するまでに30分近くかかってしまいました。。


町に降りていくと、土の上に雪があるくらいで、車の上に雪を積んでいる車はなく、
車で15分くらいの距離なのに、ずいぶん違うものだと思いました。

子どもは雪遊びを楽しみにいった学校ですが、
「雪で遊びたい気持ちはわかりますが、外には出ないで遊びましょう」
と放送が入ったらしく、撃沈。
「学校休めばよかった」と帰りの車でぶつくさ(笑)。

しかし、学校から帰れば、けっこう銀世界!
雪の多さにテンション上がりまくり(笑)。

今年どうしても欲しいとねだって、誕生日プレゼントに買ってもらった”かんじき”を装着。
雪をザクザクしたかったんだ~。
ついでに、そり遊びも。
楽しくてしょうがないらしく、暗くなってもなかなか家に入らず、
18時半過ぎまでそり遊び。
寒くないのだろうか。。
すごい、、。いや、関心してる場合ではない!
風邪をひいてもらっては困る!!

今日の夜遅くまで降り続くようなので、明日早く起きて遊びなよと言い聞かせて、やっと家に連れ戻し、あったか~い鍋焼きうどんを食べさせました。

今晩は、久しぶりに五右衛門風呂を沸かして、雪見風呂といきたいと思います!
いや、その前に雪見酒か~笑。
大人になると、雪が降ると大変なことの方が先にきてしまいますが、
童心に返るとといいますか、やっぱり雪はいいなぁ、きれいだなぁとも思います。
久しぶりの雪に、テンション高めの我が家です(笑)。

でも、明日、山を降りれるかちょっと心配。
いつもより、配達時間が遅れるかもしれません。
すみませんがどうぞよろしくお願いします。

2022/02/08

白衣観音さま

昨日は、とちの木のテレビ出演でした。
見てくださった方からご連絡をいただき、どうもありがとうございます!
実は、私はまだ見ていなくて、近々実家に行って見てきます!

先日、観音さまに行ってきました。
上毛かるたで、ひよの「ひ」だから、という理由でひよが行きたがったので、、。
(上毛かるたとは、群馬県人のみに通用するかるたです)

駐車場から参道を通って、観音さまのもとへ向かいます。
けっこう登ります。
まだ遠い、観音さま。
近くまでいった、観音さま。
高さ約47メートル。高い!
お参りした後、観音さまの胎内に入りました。
9階まで登れて、窓から外が見えます。上毛三山がきれい。


観音さまの胎内に入ったせいかわかりませんが、
母にとても会いたくなって、翌日とちの木に行きました。
久しぶりに母の胸で声をあげて泣きました(笑)。
ついでに、父の胸でも泣きました(笑)。

母なるものに抱かれる心地よさ。
母なるものになっても、幼い自分。
でもいいのさ、私は、母ではあるが、子でもある。
そうやって命はつながれていくんだろう。

母なる大地、母なる自然、母なる地球。
母なるものに抱かれて生きていることを実感し、
感謝であふれることとなりました。

お母さん、ありがとう。
お父さん、ありがとう。

2022/02/06

とちの木

お知らせです。

実家の店、「キッチンとちの木」がテレビ東京の「昼めし旅」にでるそうです。
放映は、明日2/7(月)の昼です。
私は、この番組を見たことないのでよくわからないのですが、
チャンカワイという人の色紙と、下はお客さんが作ってきてくれた応援看板。

どんな感じか楽しみです。
よかったら見てください~。

2022/02/04

立春大吉

今日は2月4日、立春ですね。
なんだか、氣持ちが清々しく、おめでたい氣分になります。

新しい季節が始まる、そんな氣持ちです。

立春の早朝、禅寺では、「立春大吉」と墨で書いた紙を門に貼り、新年の厄除けをする習わしがあるそう。

うちも、それにならって、墨で書いて貼ることにしました。
節分用というわけではないけれど、氣に入って買った鬼手ぬぐいと一緒にパチリ。
鬼から立春にバトンタッチの図。

この「立春大吉」の四文字は、縦書きすると、左右対称のきれいな字面で、
縁起がよく、一年間災難に遭わないのだとか。

確かに、きれいに左右対称!
よい年になりますように。。

2022/02/03

節分

今日は節分、豆まきをする日ですね。
明日が立春なので、「季節がかわる節目」という意味で節分といいます。

昨晩、子どもが鬼のお面を作っていました。
自分の中からどんな鬼を追い出すのかという話をしていたら、
ひよは、「つまみぐい鬼」って(笑)。
確かに、つまみぐいばっかりしてて毎日注意されてるから、それもありだけど、
1年の節目なんだし、もっと気をつけるべきところに着目してほしい。。

夜に向かって、準備万端です(笑)。

暦を意識するようになって、いつもの手帳にこの手帳をプラスするようになりました。
先日、ヒヨコが成長して、卵を産み始めました、とご報告したと思うのですが、
この手帳を何気なくみたら、その日には「*鶏が卵を産み始める」と印字してあって。

この暦が印刷して、世に出回るまでを考えても、1年以上前からそうと決まっていたのかと思うととてもびっくり。

よく、自分が生まれるタイミングのことを、そこを選んで生まれてきた、とか言いますよね。
あと、出会うタイミングや、物事が起きるタイミングなども、ずっと前から決まっていて、
出会うべくして出会い、起こるべくして起こる、というような。

そういう、天地宇宙のプログラムみたいなものがあるという話を「ふーん、なるほどねぇ」となんとなく聞いていた私ですが、最近は、やっぱりそうなのかも、と時々思ったりしています。


自分が今ここにあるのも、きっと何か意味がある。

この時を選んで生まれてきたことには、何か意味がある。
今これが起こっていることには意味がある。

暦を意識するようになってからなのか、
なんというタイミング!と思わざるを得ないことがけっこうあって。
今まではそれが点の出来事にみえたけれど、最近は、線にみえてきて、
何かに導かれるような、天地のリズムにつながっていっているような、
不思議な感覚におそわれる時があります。

明日は立春。
自然のリズムに乗れるように、気持ちよく迎えたいものです。
今晩は、豆まきで邪気を払いつつ、鬼も福もみんなおいで~というおおらかな気持ちを心掛けたいと思います。
鬼も、いろんな鬼がいるんだぞ~。
名作です。ぜひご一読を!

2022/02/01

旧暦元日

明けましておめでとうございます。
今日は、旧暦の元日にあたるので、新年のご挨拶です。

始まりの時にふさわしく、昨年にうちにきたときヒヨコたちが成長し、
卵を産み始めました。

神々しい、初生卵です。
早速、今朝は目玉焼きにしていただきました。
なんだかエネルギーアップした感じがします。
今日は体が軽い氣がする。

元日だからというわけではないけれど、今日は甘酒を仕込んでいます。
柔らかめに炊いたご飯に、倍の麹をいれて混ぜて待つだけ。
60度に保つというのがちょっと気を使いますが、基本的に待つだけ。
10時間ほどで完成です。

「料理上手は待てる人よ」
と教わってから、待つことを心掛けています。
が、忍耐力のない私は、料理のみならず、子育てやいろいろなところで失敗をしては、
「あ~、待てないとだめだな・・・」と落ち込むこと多々あり(苦笑)。

古来からの日本の食べ物は、味噌にしろ、漬物にしろ、甘酒にしろ、待つことで出来上がる。
畑の作物も、田んぼの稲も、何か月というスパンで出来上がる。

昔の人は、忍耐強かったんだろうなと時々思う時があるけれど、
きっとそれはちょっと違くて、待つことを楽しんでいたんだろう。

待つ楽しみ。

農的な暮らしをするようになって、味わえるようになったことの一つかもしれない。


2022/01/30

子どもと遊び②

世の中が騒がしいですね。
自粛だとかなんとかで、子どもたちの行事や予定も変更が多くて、かわいそうです。
楽しみにしていたのに。。

でも、元氣いっぱいなので、外で存分に遊んで、「おなか減った~」と帰ってきて、おやつ。
今日は、干し芋。
ストーブであぶって、ちょっと焦げ目がついたのがうまい!
この時期に欠かせないおやつです。

今日は、先日ご紹介した、かこさとしの「こどもと遊び」の第2弾。
脳のお話を少し。(←結局長文になってしまいました。。)

脳がとても重要な器官だということはみなさんご存じかと思いますが、
その脳がどのように発達していくのかということを、この本の中でも紹介しています。

なぜ、「遊び」を論じる際に、脳の話がでてくるのか。

子どものときに脳が一番発達するのであり、
”それへの(脳の発達への)対策を十分理解していただくために”
脳の話を入れていると書かれています。
(抜粋部分は””でくくりますね)

”注意事項の一つは脳細胞はけっして再生もきかなければ補填もされず、減りこそすれ一個もふえるものではないのだから、もっとも大切にしなければならないということである。”

脳細胞の数は、およそ140億と数は決まっていて、脳の発達・成長とともに重量が増していきます。
数に差があるのではなく、その後の発達に個人差があります。
発達の大きな山が三つあって、0~3歳、5~7歳、10~12歳です。
この時期が脳の成長にとても重要であり、「顔の表情」という項目をわざわざ取り上げて書かれています。


「顔の表情」

”肌の接触の次に目が見えるようになった子どもには、顔というものが非常に大切になる。(中略)、顔の表情が信号となっているのである。”

”(脳の図を指して)顔の部分をつかさどる脳が、他に比し異常に大きいことに気づかれたであろう。子どものみならず、人間は、この顔の示す表情、信号によって、大きく脳を発達させ、またこまかな神経を顔の各箇所にはしらせ、微妙な筋肉をうごかして独特な表情をつくりあげてきたのである。”

この現在の、マスク社会の罪を考えざるをえません。

小さな子どものマスク着用は、酸素不足を招き、脳の発達に修復不能なダメージを与えることは以前から多くの医者や科学者が警告していましたが、
それだけでなく、マスクによって表情を奪うことが、脳の発達を奪っている。
人間のコミュニケーションと感情の交換の基盤をブロックし、学習を妨げるだけでなく、
笑顔、笑い、感情的な模倣のプラスの効果を子どもたちから奪っているという事実。
自分がマスクを外しても、周りがマスクだらけならば、脳の発達は阻害される。

世界の研究者や科学者、医者が、「感染症より長期的なマスクの着用の方がはるかに健康に有害である」という趣旨の主張や論文を発表しており、ちょっと調べればマスクにほとんど意味がないこと、逆にマスクの着用による深刻な副作用があることはわかるはずなのに、なぜ一歩外に出ると・・・。

学校でのマスク着用義務は子どもたちの生活の正常な発達段階を奪うとして、
「学校内マスク禁止」という措置をとる国もあり、世界はマスク義務化を解除しつつある中で、なぜ日本はさらに強化される方向に・・・。

意図的だと思ってますが、まだまだ続くのでしょうね。。

かこさとしさんは、こんなマスク社会が来るなんて思いもしなかったでしょうが、
このマスク社会が具体的に子どもの成長にどう影響していくのかが、
この古い本にはすでに書かれていたことに驚きました。


”子どもはまわりの状況を選択することなく摂取する”
”よき脳のからみあい(成長・発達)を願うなら、よい環境づくりと周りの人々が人間として望ましい行動や態度を示すことにつきる”

子どもに言い訳は通用しない。
私たちの態度や行動が、そのまま子どもに継承される。

前回抜粋した、かこさとしさんの言葉が刺さります。

”いったい大人は、親は、こどもを「すこやかに」育てたいのか、育てたくないのかどっちなのだ。故意であろうと、過失であろうと、不健康におとしいれることは罪である。罪になるその前に、その態度が糾弾されなくてはならぬ。”


私たちは人間だ。

体を動かし、顔を動かし、心を動かそう。
飛んだり、跳ねたり、走ったり。
泣いたり、笑ったり、怒ったり。

それが生きるってことだ。

公園での、凧揚げ、羽根つきの図でしめます(笑)。
元氣だしていこぅ!!

2022/01/29

豆乳を投入

今日は穏やかな日でした。
日中は暖かく、春が近づいているのを感じます。

昨日、小さいキャベツが採れました。
この黄色から、濃い緑へのグラデーションが好きです。
何層にも重なり合った葉に、自然の神秘を感じたりして。。
久しぶりのキャベツに、キャベツ愛が溢れます(笑)。
寒さでところどころ凍みてはいますが、自家用なら食べれそう。
固めなので、スープにしよう!

使いかけの豆乳があったので、豆乳スープに。
玉ねぎ、人参、サトイモ、キャベツ、しめじ、マカロニを投入。

使いかけの豆乳は、ダメにしてしまうこともあるので、その前に、ついでにプリンを作ることにしました。
プリンをオーブンで焼いている間に、スープの方の仕上げの味付け。
味噌が隠し味です。
味噌と豆乳、けっこう合うので、時々する組み合わせ。
あっさりした食事が続いたあとならシチューにするところだけど、
昨日はたこ焼きパーティーなどこってり系だったので、今日はあっさりみそ仕立てスープに。

今日の夕飯は、ほたての混ぜご飯と、豆乳スープと、豆乳プリン。

いただきます!

2022/01/28

名前のない料理

今日の私の格言。

何を作ろうか、何も思い浮かばないときは、
とりあえず、あるものを鍋に入れて火をつけるべし。


昨日は、あまり料理する気分にならず。。
そんな時は材料を見ても、何を作ろうか思い浮かばない。
でも、食事の時間はやってきて、腹をすかせた人たちが帰ってくる。。

とりあえず、その辺にあった人参とジャガイモを入れて、火を点けました。
あとは、前の日の余りを加工するに限る。
下は、前日のフライのとき粉のあまりに、卵を入れて、ネギを入れてまぜまぜ。

そして、焼く。ネギ焼き。
あとは、冷蔵庫にあったものを適当に入れます。
鶏肉、こんにゃく。
その時点で、鍋がいっぱいであふれそうになったので、大きな鍋に鍋替え。
目的もなく、あるものをぶっこむ料理のあるあるです(笑)。

何が出来上がるかよくわからないけど、基本的に火が通ってれば、なんでも食べられるだろうと思ってます。
家庭料理って、そういうものだと思ってます(笑)。

結局、みりん少々、塩、しょう油の軽い味付けで終了。
味がうすけりゃぁ、お好みで、塩でも、味噌でも、ポン酢でもつけておくんなさいよっ。
という、雑な料理ではありますが、とりあえず食べるものは出来上がったからOK。

考えてみると、日々の料理って、残り物を中心に回っている気がします。
基本的に余ってももったいないから捨てられないので、それを使って料理することになる。
でも、それって、ある意味、”循環”だよな、と思うのです。
残り物を使うって、家庭だからできることですよね。

とき粉ももったいないから、お好み焼きにしたり、
カボチャの煮汁ももったいないから、卵焼きに入れたり、
このごった煮も、明日にはみそ汁に変わるか、うどんに変わるか?

結果、「いつものと、一味違って、おいしいね~」となり、
名前のない、世界にひとつだけの料理が生まれた瞬間となるのです(笑)。
台所は、素晴らしい実験室じゃ!

適当に料理しながら、壮大なことを考え、ふむふむと思った日でした。

それもまたたのし。

2022/01/27

あじフライ!

先日、「あじフライの聖地」より、あじフライが届きました。
なので、昨日の晩ご飯は、フライ。
あじフライと、我が家の人参フライ。
めちゃうまい!!

あじフライは”聖地”というだけあって、肉厚だけど、変に脂っぽくなくて、生臭さもなく、とても食べやすい。
確か、子どもたちは、あんまりあじフライが好きではなかった気がするけど、争奪戦に。
やっぱり、美味しいのかな。
「おいしいからまた食べたい」とのこと。

(争奪戦のため)あまり、落ち着いて食べれませんでしたが、やはり、パン粉のついたフライは、からあげや天ぷらとまた違って、いいですね。
ザクザクとした食感にやられます。
粉つけて、パン粉つけて、で、ひと手間かかりますが、時々はフライも食べたいものだと思いました。

そして、母が漬けてくれたたくあん。
やっぱり、大好きな味。

今年は、たくあん用の大根があまり大きくならず、干し大根は少ししか収穫できなかったので、自家製たくあんはとても貴重です。
大事に食べたいと思います。

毎日食べるものがあるって幸せです。
感謝、感謝。

2022/01/26

建築は詩

先日ご紹介した、『建築は詩』。
あの後、読み返したら、新たに付箋を貼りたくなったところも多々あって、
少しご紹介したくなりました。

やっぱり、いい本は何度読み返してもいい。
いつ読んでも、どこかが心にとまる。
響く。

ちなみに、赤いのが、新たな付箋たち。
2つだけ取り上げますね。


「素直さ」

”建築には資源も浪費しないで、できるだけ手間をかけないで、いい結果を得るという原則があると思います。
それが、明治から西洋館が入ってきてね、いろんな飾りやなんかの外形的なものばかりを真似ることが建築のデザインだと思うようになってきた。
その後日本が豊かになってきてね、むしろ贅沢さみたいなものを楽しむようになっている傾向があるんじゃないか。
しかし日本の大きな歴史からいえば今は特殊時代ではないでしょうか。
元来は、やっぱり昔からの、日本の持っている素直さというか、正直さというか、今言った合理性というのか、それが本当で、またいつかは、そういう時代に戻ってくるんじゃないかという気がするんだよね。”


やっぱり、明治からおかしくなってるんだな、と。
表面的なものに惑わされ、本質的なものを見失ってきた、最近の約150年。
欲望に振り回され、大事なものをなくした私たち。

私たちはその特殊な時代を生きていて、本来の形ではないからうまくいってないんだろう。
そして、きっとこれからがあるとすれば、本来の日本を取り戻していく以外に道はないんだろう。


「いい形」

”いい家とか悪い家というのはどういうことなのかという問題があると思いますが、やっぱりいい形というのは、自然から学ぶよりしようがないと思います。
人間も自然の一部なんですが、それをちょっと忘れてしまって、非常にいろんな人工的なことに惑わされているんじゃないかと思います。
ある場合には建築家もその商業主義の片棒をかついでいるんじゃないかと思います。
それを何とか打破していかなければならいないと思います。”


私も本当にそう思います。
自然から学ぶ、自分は自然の一部である。
今こそ、そこに、本来の形に立ち返るときだと思っています。

ピンチはチャンス。
このおかしな状況を打破していけば、きっと、、、。

熱くなってしまってすみません(笑)。
勇気をもらった一冊です!

2022/01/25

人参三昧

連日、野菜セットに人参をつけさせていただいております。
今日も配達日でしたが、少し在庫がある方もいらっしゃるかなと思いつつ、旬なので人参は必ずつけています。

例外なく、我が家にも、いろんな形の人参がとどいておりまして、連日食卓には人参が登場します。
ありとあらゆる料理に入っています。

けんちん汁、シチュー、カレー、鍋、煮物、炒め物、フライ、浅漬け、サラダ、、、。
人参を食べない日はありません。
でも、飽きないんですよね~笑。

野菜しかないときは、ボリューム出して人参のチーズ焼き。
ニンニクを効かせて、塩コショウ、蓋をして、弱火でじっくり焼いて、食べごろになったらチーズを投入。
しょうゆをジャッとかけて出来上がり。

ごはんにも合うし、おつまみにも。
人参一本、すぐにぺろりと食べれてしまいます。
人参が余った時には、こんなおかずもおススメです。


これは、昨日配達に伺ったGlam lumpさんにあった、人参とサツマイモのケーキ。
人参とサツマイモの穏やかな甘さと、クリームチーズにくるみ!
めちゃくちゃおいしい!!
こんなおいしいものにうちの野菜と卵が使われているかと思うと、めちゃくちゃ嬉しい!
この時期の人参は甘みも強いので、スイーツにもなりますね。

どんな料理にも入れられて、お菓子にも使えて、栄養満点の野菜、人参。
改めて、人参の凄さを感じ、愛おしくなった次第です(笑)。

人参は、春までまだしばらくお付けできると思います。
ぜひ、いろんな食べ方にチャレンジして、楽しい、美味しい食卓になりますよう!

2022/01/24

主婦のコーナー

昨日、みそ作りで疲れていたにも関わらず、あの後、夕方になると、いつも通り料理をしていました。
夕飯の準備というより、仕込みを。
きんぴらを作って、カボチャを煮て、ほうれん草を茹でて、人参を蒸して、ネギを刻んで、鉄板焼の準備して、、。
気が付くと、台所で2時間弱。

そしたら、昔読んだ本を思い出して、本棚へ。
その本の題名は、「建築は詩」。



大好きな本。
ところどころに付箋が貼ってあり、自分の好き具合がわかります(笑)。

1997年に亡くなられた、建築家吉村順三の語録集です。

生前、これからの建築家のあり方を問われた時、

「簡素でありながら美しいもの、自分たちの住んでいる日本の、
長年にわたる風土と文化によって培われてきたさまざまな建築から学び、
日本の気持ちから出たものをつくるべきでしょう」

とおっしゃっておられたそうです。
その言葉から、吉村順三という建築家の考えというか、思想が見えてきますね。

この本では、吉村順三のことばを100取り上げているですが、昨日、思い浮かべたのは、このことば。

「主婦のコーナー」

 ”必ず主婦の居られるコーナーを作っているつもりです(住宅の設計をするときに)。
 場所がないときは、台所の隅の下の扉を取り除いて椅子を置いて、掛けられるようにします。できればなるべく小さい部屋でも一つ作るようにしますね。
 主婦が幸福でなければ、いい家庭にならないし、家もよくはならないですね。”


なんだか、台所に立ちながら、この一節を思い出していました。
気づくと台所に立つ自分。
「お料理が好きなんですね」とよく言われるけれど、ちょっとそれとは違う気がしていて、もちろん、料理は嫌いじゃないし、おそらく好きな方だとは思うけど、どっちかというと、食べる方が好きで、、、、。

ふと思ったのは、台所は、私にとって居心地のよい場所なんだろう、と。
まさしく、主婦のコーナーの一つなのであろうと。

そんなことを思いながら、ページをめくると、もうひとつ、引っかかったことば。

「家のセンター」

”僕は住宅ではリビングというより、食事をする場所が一番中心と思うんです。
(中略)で、家に今残っているものは何かというと、家族みんなでそろって食事をすること、これがとても大事じゃないか。ですからぼくは、わりあいにその場所を家のセンターに置くんです。(略)”


私は、主婦の仕事って大事だと思っていて、それこそ、家族の健康を守り、それぞれの活動を支え、家族一人ひとりの感情に影響を及ぼし、家族の基盤を担っている。

その中でも、食卓って、すごく大事だと思っていて。
そういう私が大事と思うことを肯定されているようで、改めてこの本を心地よく読みました。

専業主婦ではないので、家の中を見回すといろいろと手抜きも多いですが笑、なんとか基盤だけは守っていけるように、努力したいと思います。

やっぱり、家族の笑顔が私のエネルギーの源。
家族のために、自分のために、今日も台所に立とう。
それが私の幸福なのだ。

2022/01/23

みそ作り2022

今朝は、朝6時から火をつけて、みそ作りが始まりました。
今回は、6キロと多めなので、家の中のストーブと、外のかまど、両方使って大豆をゆでています。

外は、わかき担当。
スルメを焼くことを思いつき、嬉々としてスルメ焼き台を作り、焼いていました。
工夫して台を作っていたので、すごいと思いました。
竹に串刺しされたスルメ(笑)。
寒い中、火の番ありがとう!
かまどを前に、スルメをしゃぶる姿は、なかなか風情があったよ(笑)。

大豆をゆでている間に、塩麹を作っています。
柔らかくなった大豆をつぶしています。
みそ作りを始めた頃はマッシャーで潰していましたが、餅つき用に杵と臼を購入してからは、杵と臼で大豆をつぶすようになりました。
こっちの方が、全然早くて、たくさんつぶせます。
我が家のみそ作りの必需品です。
塩麴と潰した大豆をよく混ぜたのち、みそ玉を作っているところです。
子どもたちは、お城を作っているところです。。
みそ玉との間に、城壁を作られてしまいました。
子どもたちの遊びを許しながらのみそ作りだったので、完成はお昼を回ってしまいましたが、なんとか無事、今年の仕込みが終わりました。
長丁場でしたが、最後まで子どもたちも頑張ってくれました。
あとは、微生物さんたちにお任せして、1年ほどのんびり待つこととします。

完成の図。
だいたい30キロ分くらいの味噌になるのかな。
楽しみです!

今晩は、打ち上げもかねて、鉄板で焼き肉の予定。
(母、疲れるのを見越して、食事の用意を省く目的!)。
打ち上げの乾杯を楽しみに、残りの仕事、やっつけますぜ~笑。

外は、雪でも降りそうな気配。
雪見酒になるかしら。。。