2016/02/28

ひよ2ヶ月

ひよが2ヶ月になりました。
あっという間に大きくなっていきます。

先週の体重測定では、5700gを超えていました。
2900gで産まれたのでほぼ2倍!重いわけだ。。
腕と足はボンレスハム状態、ほっぺはいまにも垂れ落ちそうです(笑)。
どんどん変化していきます。

寝てくれるようになったな~、落ち着いてきたなぁ~なんて思っていると、
ここ数日は全然寝てくれなくて(笑)。
抱っこをしていないとだめで重くて下におろすとまた泣いちゃう・・・の繰り返し。
体は大きくなってきましたが、まだまだ新生児ですね。
まだしばらくは寝不足続きの日々になりそうです。。

わかきもお兄ちゃんになって2ヶ月。
頑張ってくれています。
私が抱っこしていて、ひよが口からヨーグルトを出すと慌ててガーゼで拭きとってくれます。
お兄ちゃん、優しいじゃん(笑)。

世話を焼きたいみたいで、ちょこちょこひよの様子を見に来ます。
こないだはひよがう○ちをしたら、私が席をはずしたすきにおむつ交換をしようとして、お尻も拭かずおむつをはずしちゃうもんだから、服まで全部う○ちついちゃって。。
もう!余計なことして~。総着替えになっちゃったじゃん!
でも本人は悪びれた様子もなく、ひよの世話を積極的にしています。
おかげでひよはすくすく育っています。

すくすくと言えば、今朝とても残念なことがありました。
やっと芽を出し、これからすくすく育っていくはずの苗が全滅しました。
今朝の育苗ハウス内の最低気温は-5℃。
被覆をしなかったので全部枯れてしまいました。

まだ寒いので毎日被覆をしていたのですが、この日はバタバタしていて被覆をしてあげるのをたけちゃんもうっかり忘れてしまったようです。
うう、残念。。
もう一度やり直しです。

命は生まれてくるのはすごく大変なのに、失うのは簡単なんだなと改めて思いました。
ちょっとした不注意や事故で命を落とすことだってあるのです。
野菜の苗はやり直しがききますが、私たちの命はやり直しがききません。
常に危険と隣り合わせであることを肝に銘じて私も気をつけようと思いました。
安全第一!




2016/02/27

Everyday NIMONO

字のごとく、毎日煮物です。

ひじきに、切干大根、かぼちゃの煮物に、大根の煮物、肉じゃが、けんちん汁、
キャベツに白菜、人参もほうれん草も煮ています。

毎日、何かしら煮物を食べてます。

美味しいお乳を出すためにも、野菜を欠かさず食べたい、という理由もありますが、
一番は、楽だから(笑)。

以前は「煮物って面倒臭い」イメージがあったのですが、
いやいや、実は一番楽な料理法かもしれないと最近は思っています。

材料を切って、鍋に入れて火にかけるだけで(うちの場合はストーブにのせておくだけで)できる。
料理の途中で赤ちゃんに呼ばれたって大丈夫。
煮ている間に、おむつ替えも授乳も、洗濯も掃除もできる!
時々様子を見て、中の具が柔らかくなったら味付けをすればオッケー。
しかも味付けは、塩・しょう油を基本に時々みりん・お砂糖・お酒で済んでしまう。
それでいて、一回作ると何日か食べられる。
便利~!

昔の人は、洗濯機もなければ冷蔵庫もない、紙おむつだってない、もちろん外食だってしない時代に、どうやって毎日たくさんいる家族のご飯を作ってたんだろうと思うと、煮物なんだな、と思ったのです。

そもそもガスコンロがないんだから、薪で火を起こして・・・となると基本煮物しかできないのかも。
あとは、炊く。
かまどでご飯を炊いてみて、初めてなんでご飯は「炊く」と書くのかがわかったのですが、
ご飯は火をガンガン燃やした後、薪を抜くのがポイントなのです。つまり、火を欠く。

野菜と穀物を食べるには、
煮ると炊く。
それで十分。

そんなことを考えながら毎日の食事を作っています。

煮物を作ると自然と食生活が和食になるので、
毎朝ごはんとみそ汁、煮物(もちろん前日作った!)、納豆といった感じです。
あと、最近はたけちゃんがしらすを欠かさず食卓に並べます。
カルシウムだそうです(笑)。

栄養バランスがとれているのか、わかきの時は貧血になったのに、
今回は血液検査にひっかかりませんでした。
赤ちゃんがよくお乳を飲むのも、美味しいお乳が出ているからと言われました。

確かにそうかもしれません。
時々誘惑に負けて、刺激が強いものを食べたり、外食をしたりすると、
その後赤ちゃんは機嫌が悪くなり、お乳を飲みながら泣いたり、寝なかったり、ぐずったりします。
お乳をくわえた直後に「うぇ~」という顔をされたりすると、あ、まずいんだね~とわかりやすい(笑)。
赤ちゃんは正直です。

赤ちゃんのためにも、家族のためにも、何より自分の身体のためにも、
「Everyday NIMONO」、続けたいと思っています。
健康第一!


2016/02/25

おひなさま

今日は大安。
おひなさまをみんなで飾りました。
ひよの初節句です。

産まれたばかりでお節句のことなんてすっかり頭になかったのですが、
親戚から初節句祝いをいただいて、「ああ、そうだった!」と慌てておひなさまを見に行きました。

先週、幼稚園のお母さん方が「もうおひなさまかざった~?」という会話をしていて、
私は、「まだ準備もしていないけど、うちはスペースもないし、小さいのでいいかなぁ。ケースに入っているのが汚れなくていいと思ってるんですけど。」と話すと、

「うちも最初はそう思ってお雛様見に行ったんだけど、やっぱり見ちゃうとね~。特にケースに入ってるやつは明らかにお雛様の顔がちゃちくて、工業製品って感じで他のと全然違うんだよ。結局3段飾り買っちゃった。」
なんて経験談や、

「やっぱり子どもは飾りたがるよね。出したりしまったりこっちは面倒だけど、女の子はそういうの好きだよね。子どもが幼稚園に行ってる間に出して飾ったら、やりたかった~と泣いてたもん。大変だけど、子どもたちのためには7段飾りにしてよかった~。」
とか。

なるほどなるほど。そういうものなのか。
確かにわかきも自分のこいのぼりを揚げたがったり、揚げると喜んだりしてる。
ひよも自分のお雛様を喜々として飾りたがるんだろうか。
そんなことを思いながら、先週みんなでお雛様を見に行ったのでした。

そして、行って見ると、なるほど、全部顔が違う!
ただの人形かと思っていましたが、ひとつ一つ魂がこもっているんだと知りました。
「うちは美人ぞろいですよ!」なんて店長さん言ってたけど、
やっぱり好みの顔とそうじゃないのがあって、いい顔してるなぁと思うとすごい金額だったり(笑)。

でも、やっぱり最後は顔で選びました(正確には顔と値段で選びました)。
それがこれです。
とても品のあるお顔で私も気に入りました。美人さんです。
おひなさまだけ見るときれいですけど、その周りはぐちゃぐちゃの我が家(笑)。
その下では「ひよ~、おひなさま飾ったよ~」とわかきがひよに話しかけています。
「こっちはおれで、こっちはひよだね」とお内裏様とお雛様を指していましたが、
うーん、ちょっと違うよね(笑)。

ひよの初節句。
ひし餅とあられを用意して、ちらし寿司を作る予定です。
女の子のお祝いも楽しいものですね。



2016/02/24

産後8週目

8週目に入りましたが、母子ともに順調です。

ひよは、2944gで産まれ、一時的体重減少で2700gくらいにまでなったのですが、
おっぱいをよく飲むので、1ヶ月健診では5200gほどに増えていました。
産まれた頃のあの壊れそうなきゃしゃな感じの面影はなく、
今ではまん丸お月さまで3重アゴのお顔、腕も足もパンパンになってきました(笑)。
わかきが赤ちゃんの時にそっくりです。

赤ちゃんって、こんな小さかったっけ?!
なんて軽いの!
とこないだまで言っていたはずなのに、今ではずいぶん重く感じるようになり、
膝の上で授乳をしていると足がしびれるようになってきました。

健診の時に、
「これだけ体重が増えているってことは、ずいぶん(お乳を)飲んでるみたいだね。
お母さん、お腹すくでしょ。のど渇くでしょう。」
と言われました。

まさにその通り!
朝昼晩、ごはんは2杯。お茶をがぶがぶ飲んで、汁物もおかわり(笑)。
今日はけんちん汁を作ったのですが、昼2杯、夜は3杯。

そんな食生活にも関わらず、体重はもう妊娠前の状態にほぼ戻っています。
お乳を出すって相当エネルギー使ってるんだな~と実感。
名付けて「乳痩せダイエットだよね~」、なんて人に言ったら爆笑されました(笑)。

お乳をたくさん飲むのはわかきも一緒だったので、どんどん体重が増えましたが、
男の子だったので、大きくなる分にはあまり気にしなかったのですが、
ひよは女の子。あまんり大きくなりすぎるのもなぁ・・・。

でも、病院の先生は、「母乳だけなら太りすぎることはないです。欲しがるだけあげていいですよ。」
とおっしゃってたので、欲しがるだけあげてます。だからどんどん大きくなっていくみたいです。

「たくさん飲んでるから、うんちとおしっこもたくさんするからお母さん大変だけど頑張ってね」
とも言われたのですが、そうなんです。
たくさん飲むということは、たくさん出すということで(笑)。
でも、今回は紙おむつにしたので、ずいぶん楽です。
わかきの時は布おむつで頑張ったのですが、今回は洗っている時間もないし、体力的にもきついし、無理しない方が・・・ということで、紙おむつにしました。

紙の方が、やっぱり楽だし、便利です。
楽な方に流れる自分をどうしようかとも思ったのですが、それよりも日々をまわすことの方が優先なので・・・。
結果、紙おむつってなんて楽なの!と感動(笑)。
おかげで自分の体力を消耗せずに済んでいます。

そうなんです。
2人目だからなのか、わかきの時にくらべて体力が消耗していません。
もちろん、お産の疲れや、寝不足とか、いろいろありますが、
思っていたよりもずっと体が楽なのに驚いています。
わかきの時は、2ヶ月しっかり里帰りして、それでもへろへろで、
帰宅後は子育てと家事中心の生活でしたが、
今回は、退院後すぐ帰宅し、洗濯や食事の用意など多少の家事をこなし、
1ヶ月を過ぎたあたりからは近場の配達をこなすことができました。
そして、8週目を迎えて配達も完全復帰です。
でも、あまり無理をしないようにと気を付けています。



なんて小さな手。
ぎゅっと握りしめられるとなんとも言えない気持ちになります。
この子が私のお腹から出てきたんだな。
お母ちゃん、あなたのためならどんなことも頑張れるよ。
あなたもこころね農園の一員になったよ。一緒に頑張ろうね。

ようこそ、こころね農園へ。
来てくれてありがとう。

ありがとう。

2016/02/22

作業小屋建設中

只今、自宅横に作業小屋を建設中です。
以前からずっと思案していたのですが、なかなか実現することができずにいました。
しかし、私の妊娠を機に、やるならこのタイミングしかないかもということで、
昨年から動き始め、この2月から建設が始まりました。

わが農園に来たことのある方ならご存知かと思うのですが、
現在の作業小屋は少し離れた鳥小屋横にあります。
歩いていける距離ではあるのですが、近いようで遠い。。
小さいわかきをおぶったり、抱っこしたりして移動するのがけっこうしんどかったのです。

ただ行って作業するだけならいいのですが、子ども連れだといろいろあって。。
転んだり、おもらししたり、怪我したり、着替えないとだったり、
いったん家に戻らないといけない状況だったりすることもしばしば。
途中で飽きちゃって家に帰りたいとか、あのおもちゃを取りに行きたいとか、腹減ったとか。
大人なら我慢できることが、子どもは全然我慢してくれないので(苦笑)。

わかきが赤ちゃんのころは、おむつ替えが軽トラの荷台とかで、雨だと大変で。。。
授乳もさらに大変で、泥と汗とぐちゃぐちゃになりながらやった記憶があります(笑)。
近くに水道がないのはやっぱり大変です。
あの小学校脇の坂道を、汚れたり、怪我したりして泣きじゃくるわかき背負って歩きながら、
家が隣にあればどんなに楽か・・・と思ったものです。
(ちなみに、現在の作業小屋の前にある蛇口は水道水ではなく、下水処理のされていない農業用水です。 
泥だらけの手を洗うくらいにはいいのですが、決して飲んではいけません!
以前間違って飲んだ方がいて、うえっ!となってました。
こちらにお越しのみなさんは、くれぐれも飲まないでくださいね。)

また、電気設備がないのも不便でありました。
日が落ちるまでに仕事が終わるのが理想ですが、そんな日は数少なく、
ヘッドライトをつけ、小さなランタンを灯し、暗い中で作業することも多く、
電気がつけばねぇ・・・と思っていたのでした。

そんないろいろを解決すべく、念願の自宅横に作業小屋の建設が始まりました。

さて、建設の様子です。
建設が始まったと言っても私たちが作るのではなく、今回は大工さんにお願いしています。
これは、着工して数日後の様子。骨組みができています。
屋根裏もきれいです。

上の作業日から4日後。
この日は板金屋さんも来て 屋根をはりました。

その翌日にはほぼ完成に近い状態まできました。
やはり、職人さんは仕事が早く、丁寧です。

実は、思っていたよりずっといいものができてしまい、ちょっと焦っている私たちです(苦笑)。
作業小屋にするのはもったいないくらいで、住めるんじゃない?!と言っています。
「俺、作業は小屋の中じゃなくて、外の通路(上の写真だと家と小屋の間の右部分)で十分だよ。
小屋はもっと違うことに使えるんじゃない??」と昨日もたけちゃんが言ってました。

すでにわかきのトラクターとユンボが入り込み、わかきの遊び場と化していますが、
うちは平屋で部屋数も少ないので、将来的には床をはって子ども部屋になるんじゃないか?と思ったりしています。

そして、心配になってきたのがお金のこと(笑)。
もちろんこちらの予算は伝えているのですが、小屋を見ていると、これって明らかに予算オーバーでは?!とちょっと不安になっています。
たけ父が懇意にしている建設会社の方にお願いしたので、
「いつもお父さんにお世話になってますから!」と言っていただいたものの、
「ぜ、全部で、い、いくらですか・・・」と聞くのが怖いくらいです(笑)。

何はともあれ、念願の作業小屋完成を間近に控え、たけちゃんも感慨深い様子。
朝に夜に、小屋まで行っては眺めながら「良すぎるな・・・」とつぶやきつつ、嬉しそうです。
1日の大半を過ごす場所、より快適になって仕事の効率があがり、気持ちよく仕事ができるようになればと思います。

今まで以上に頑張らねば!と気合が入る私たちです。

2016/02/21

育苗中

2月も後半に入ってきました。
春に向かっての準備が急ピッチで進められています。

今年も雪が積もった影響でいろいろが遅れている感がありますが、
自然は待ってはくれません。
梅の花は咲き、春の鳥のさえずりが聞こえ始めています。
種まきに育苗にたけちゃんも大忙しです。

これは、踏み込み温床。
今年もなんとか完成しました。
自然の発酵熱を利用して苗を育てています。

その上で育苗が始まっています。
少し発芽してきました。

土の中の種から芽が出てくる瞬間というのは、なんとも言えない喜びがあります。
赤ちゃんがお腹から出てくる瞬間にも近いものがあるような気がします。

それは、無から有へと姿を見せ、命をつなぐ瞬間であり、
新しい命の誕生の瞬間でもあります。
出産直後だからでしょうか、そんなことに妙に感動して涙ぐんだりしてしまいます(笑)。

そして、その命をいただいて生きている私たち。
そして、新しい命を生み出していく私たち。

生命力に満ちた春がやってきます。

2016/02/20

わかき誕生日

先日、わかきが4歳になりました。
ということは、私も母4歳です。

「子育てがこんなに大変だなんて知らなかった・・・」
慣れない授乳、おむつ替え、夜泣き、眠れない夜。。。
へろへろだった4年前が懐かしいです(笑)。

わかきが生まれたころを振り返ると、私も大変だったけど、
それ以上にわかきも大変だったのかなと思ったりしています。
慣れない手つきでのお世話、何で泣いてるのかわからなくておろおろした時もあったり、
オムツ替えるのが遅くて不快な思いもさせたし、ずいぶんたくさん泣かせてしまったような気がします。我慢もさせたのかな。

振り返ると、お互い必死であの時を乗り越えたんだなと思えます。
私も頑張ったけど、わかきも頑張ったんだね。
そんなわかきももう4歳。立派なお兄ちゃんです。

おじさんからの誕生日プレゼントのユンボで砂山遊び中。
最近はこればっか(笑)。
ちなみに左は昨年の誕生日プレゼントのトラクター。わかきの愛車です。
誕生日ケーキを前に喜びの歌。
トンビコーヒーさんに大好きな苺のロールケーキを作ってもらいました!
もっちりした生地がとても美味しくて、甘さも適度な甘さでぺろっと食べられます。
「うちのたまごでできてるんだよね!」と嬉しそうにつぶやくわかき。

ホール(1本)でお願いしたのでボリューム満点でしたが、
みんながおかわりして2切れずつ食べたのであっという間に終わってしまいました(笑)。
トンビさん、ありがとうございました!!!

春から幼稚園に行き始めたと思ったら、もうすぐわかきも年中さん。
きっとすぐ小学校に通うようになって、中学・高校とどんどん進んでいくんだろうな。
「おかあちゃん、おかあちゃん」と寄ってくるのも今のうちなんだろうな。

あと10日もすればひよも2ヶ月。こないだ生まれた思ったら、もう2ヶ月。
あっという間に1歳になってるんだろうな。

日々の成長を見守っていきたいと思います。

2016/02/19

思ったことを言葉にしていく

表題は今日の自分の手帳に記した言葉です。

昨日、1年以上前に手紙を書いた友から贈り物が届きました。
添えられていた手紙に長らくの音信不通を詫びる文章とともに、
最近のコミュニケーションはメール1行を重ねていくチャット方式で、
机に向かって自分と向き合うという行為がとてつもなく遠くなっていることを実感している
と書かれていました。

そして、彼女へ以前書いた手紙を思い出してみると、
彼女に宛てているようで、実は自分に向かって書いていたような気がしました。
私は手紙を書くのが好きで、もちろん相手のことを想いながら書いているのだけれど、
本質的には、相手へというより、自分と向き合うために必要だから行っている行為なのかもしれないと思いました。

表題に戻ると、日々日々で忙しく過ごしている中でも、
書き記しておきたい想いやいろいろがあって、
変化していくものもあれば、変わらないこともあって、
その一つ一つがとても愛おしいように思える時もあって、
忘れ去ってしまわないように、忘れても思い出せるように、
言葉にして書き残しておきたいなとここ最近思うのです。

日記、つまり日々を記す。

子どもの頃は毎日書いていたけど、最近は歯抜け状態の手帳兼日記帳を見て、
なるべく書くようにしようと思いました。

今年の手帳の最初のページには、

実に人生には思いがけないことばかりが多いものです。
ことに家庭の日々はほとんど大小の予期しない臨時の出来事をもって満たされているようなものです。無事の日を常と思わず、むしろ心がかりのあることを人生普通のことと思うように、我が心を鍛えておかなくてはなりません。そうして、無事の日を特に与えられた恵みの時として感謝し喜びもしたいと思います。

という羽仁もと子さんの文章が書かれていて、本当にそうだな、と。
本当に毎日予期しない臨時の出来事で満たされている・・・。
今年の手帳を手に入れたときに「無事の日を常と思わず」の横に線を入れてしまいました。

このブログもそうで、忙しいのを言い訳に滞りがちですが、
私たちの日々の記録として、なるべく日々の出来事や農園の様子を書き記していきたいなと改めて思いました。

そして、今日の出来事。
みそづくり。
朝からストーブの上で大豆を煮ています。大豆2.5キロ。

わかきが幼稚園から帰ってきてから、味噌づくり開始。
茹でた大豆をひたすら潰す、潰す。
わかきは暑くなってきたので肌着一枚になってました。
汗をかきかき、杜氏にでもなった気分(笑)?
一番楽しみな味噌玉投げ!

投げた!
う~ん、まだ力強さが足りんなぁ(笑)。
力いっぱいバスバス投げ込む私を見ながらも、マイペースに味噌玉を投げてました。
この後、カメいっぱいに投げ込んで終了。

今年は味噌づくりは無理かなぁと思っていたのですが、
ほぼ毎日飲むみそ汁、やっぱり手前味噌がないとさみしい・・・ということで強行しました。

案の定、ひよはぎゃんぎゃん途中で泣き始め、
わかきを指導?しながら(粘土遊びじゃないんだよ!)、ひよをあやし、
途中でオムツかえたり、乳やったり、汗だくで髪振り乱して味噌をつくりながら、
私なんでこんなことやってんの?!と切れそうになりながらも、
なんとか最後までやり切りました。この達成感(笑)。

この時の自分を支えたのは、「ここで頑張れば、半年は味噌が食べられる!!!」という想い(笑)。
梅とか、味噌とか、漬物とか、保存食に共通することは、
作業は大変だけど、1日の頑張りで1年分とか、半年分の食料が確保できるということ。
ここで頑張るか頑張らないかで後が違う。
だからやるしかない、農家の意地です(笑)。

あまりに疲れたので、夕飯はたけちゃんにお願いしました。
たけちゃん得意のトマトソースのパスタ。
おいしかったです。ありがとう!
ひと汗かいた後で腹ペコだったので、大盛パスタをたいらげたあと、ご飯を一杯食べちゃいました。
家事も育児も体力勝負なので、ちゃんと食べとかないと(笑)。

ということで、今日も無事に(無事じゃないけど?!)終わった~(笑)。
もう2時近い、早く寝よう。。。