2021/12/28

かぼちゃ

今年はかぼちゃの出来が最高によいです。
色が濃く、味も濃厚。
包丁を入れると、バキッと鮮やかなオレンジ色が神々しい。。
うちでは、厚めにスライスしてフライパンで焼く焼きかぼちゃと、煮物が多いです。
焼きかぼちゃは塩だけで十分、煮物も甘さはみりんだけでも十分甘いです。

今日も寒いので、かぼちゃを煮て、具沢山の汁。
こんな日は、体の芯から温まるものがいいですねー。

2021/12/27

師走。

クリスマスも終わり、12月も最終週に入りました。師走感がでてきましたね。。
仕事面ではいつもの日常が続いているはずなのに、なんだか気ぜわしいです。

そして、胃袋の中は慌ただしい笑。
お肉にケーキ、ビールにお酒。ご馳走が続いてちょっと過労気味。
年末年始も待っているので、今週は軽めの食事を心がけたいと思います。

基本の煮物と野菜、漬物で。
まだ使い切っていなかった切り干し大根を煮て、やっと少しだけ採れたブロッコリーを茹でました。あと、母が漬けてくれた沢庵を添えて、具沢山の味噌汁を作って完璧な食事!
やっぱり落ち着く笑。躰が喜んでます。

楽しむ時は楽しんで、引き締める時はひきしめて、バランスを崩さないように気をつけたいと思います。

今年もあと4日。
やることやって、元気に乗り切ります!

2021/12/22

心に太陽を持て

「いつも心に太陽を!」で閉めた前回、
そのフレーズから懐かしい本を引っ張りだしました。

カバーないし、だいぶ前に読んだなぁ笑。

一番最初には、ドイツの詩人フライシュレンによる詩。
心には太陽を、くちびるには歌を。

いい詩だけれど、日本人の感性では出てこない詩のような気がする。
仕事や暮らしに対して、”苦労”が先にくるところがちょっと違うような。

古来から、日本人にとって、労働は”苦役”ではなく”神事”であって、仕事や暮らしは常に喜びや感謝とともにあるものです。農を基盤にした暮らしを営むようになって、それを実感できるようになりました。

「労働は苦しい、余暇は楽しい」という価値観だって、本当は「絶対」ではないのかもしれない。


この本には18編の短編が入っているのですが、その中の、「一日本人」が好きです。
人助けをして、名乗らずに去る。
やっぱり日本人ってこうだよね、と清々しい気持ちになりました。

大和魂の根本は、「清々しいこと」。

邪気を払って、清々しい気持ちで新年を迎えたいものです!

2021/12/20

時間

今朝、寝坊しました。

と言っても、大事には至らないほどの寝坊で、起きたのはまだ外が真っ暗な時間だったので、こんな暗いんだからしゃーないよ、と開き直れる程度ではあったのですが、バタバタ弁当作って子どもを送りだしながら、時間について考えてしまいました。

「時間」という概念こそ、人間を最も支配しているものではないか、と。

「ゆっくりやってみると幸福感が増す」というのを聞いたことがあるけれど、確かにそうかもしれません。お弁当作りも、日々の料理も、食事やお風呂だって、時間の制約が無かったら、もっと楽しい。きっと、もっと挑戦したり、工夫したりできるはず。

いつから私たちは、時計ばかり気にしながら生きるようになったのだろう。

明るくなったら起きて、暗くなったら眠る。
それが一番幸せな生き方かもしれない。

そんなことを考えながら、朝、外がまだ暗い中支度する子ども見てると、夏時間と冬時間、季節に応じた時間割だといいのになと思ってしまいました。
一年中同じリズムで生活するのって、四季のある日本風土の生き物には合ってなくて、とても不自然。
でも、それに違和感を覚えず、順応していくようにこの社会のシステムは作られていて、時間を守り、時間に従って生きることを迫られ、自分の感覚よりも、時間が優先されるようになっている。

日々の自分を振り返ってみると、時間に遅れないように、焦ったり、急かしたり、イライラしたりがしょっちゅうで、、、。
私にとって、「時間は守らなければいけないもの」で、守ることが「絶対」という感覚が染みついてるんだなぁと。そして、それが疲労感や嫌悪感を呼び、結果として幸福感を疎外している。

時間を守らなくていいと言いたいわけでも、時間がいらないと言うつもりもないのですが、ただ、時間に支配され過ぎるのも考えものだな、と。「時間」という価値観が絶対ではないのではないか、と疑ってみることも必要かもしれないと思ったりしています。

そう、最近よく思うのは、「絶対」っていうものはなくて、「絶対」と思わせられてるだけで、「絶対」ではないということ。
これが絶対正しいも、絶対間違ってるもなくて、両方の可能性があって、その可能性を疑ってみること、考えてみること、自分なりの答えを見つけてみること、そこが大事なんじゃないかな、と。

どんなことも、陰と陽。
やっぱり、最後は「バランス」に行き着くのですね。

時間お構いなしのだらけた生活?ももちろん違うと思うけれど、現代の生活は、時間という制約、拘束、管理が強すぎる気がしています。
もう少し、時間とうまく付き合っていきたいです。


そういえば、もうすぐ冬至。
一年で一番日が短くなるこの時期だから、時間について考えたのかしら。

冬至カボチャを代表するように、この時期はゆず、みかん、人参と、オレンジ系の色が台所には増えますね。
まるで太陽を補うかのようだ!と、一人、自らの発見!?に、なるほどと手を打っています笑。

日は短いですが、いつも心に太陽を!と人参を握りながら思った次第です。

ひとりごとでした。


2021/12/18

人参のシーズンです!

 寒いですね。。

昨晩、嵐のような風とともに、ちょっとだけ雪が降りました。

今日の最高気温は4度。明日の最低気温は-6度。

本格的な冬の到来です。


寒くなってくると、冬人参のシーズンになります。

午前中の寒い中、人参掘りを手伝ってくれました。

人参がスポッ、スポッ、と抜ける感覚が心地よいらしく、積極的にお手伝いにきてくれます。

歓声とともに立派な人参が顔を出し、爽快です。

「俺、人参の収穫一番好きかも」と言っていました(笑)。

たしかに、気持ちいいのです。


これから葉っぱを落として袋詰め。

葉っぱはニワトリさんのエサになります。

この時期は、人参の葉や、大根の葉、ほうれん草など、色素の強い野菜を食べるので、ニワトリさんの卵も少し濃くなり、味もコクが出る氣がします。

これからの時期は、寒いからこそ美味しくなるものを意識して、元気に冬を乗り切りたいものです。


寒さに負けず、がんばろう!

2021/12/17

はちみつレモン

このところ、やさぐれています笑。
思い悩んだ末、どつぼにはまり、全て悪循環。笑わない、笑えない。年末に向かって急ブレーキ中です。

自分にきっかけがあるにもかかわらず、相手を受け入れられない、、、目をみれない、笑えない、、。
抑えていたものが噴出したのか、自分をコントロールできない、自分で自分がわからない、、まさにどつぼです笑。

心が風邪を引いたのかしら。
自分もつらいけれど、回りにも迷惑をかけていて、申し訳ない。。でも、しょうがない。風邪引いちゃったんだから。治るまでは休むしかない。風邪は薬を飲まずに、自然治癒力に委ねる派なので。

なぜこのタイミングに、こんなひどい風邪をと思うけれど、1年の膿を出すために、新しい年に、新しい局面に向かうために、必要なのだと思うことにします。

昨日、はちみつレモンを作りました。
心の声が出ないのは、喉が悪いのか。
とりあえず、爽やかな風を送り込んでみます。

慌ただしい師走。
みなさんも、体調にはくれぐれもお気をつけください!

2021/11/23

保存食作り

朝晩めっきり冷え込んできましたね。
薪ストーブに火を入れ始めています。
風が吹き、乾燥してくると干し仕事が忙しくなってきます。

椎茸が採れたので、干してます。
お日様にあたると栄養価もアップして、よいお出汁も出るので、冬の煮物に重宝します!

こちらは先日の干し柿。いい感じです。
ところどころヒモが切れてるのは、子どもたちがおやつに食べてるから笑。

大根も良い感じです。
我が家には、野菜セットが週2回届くので、大根は2日で1本のペースで食べます。
だいたい上半分はおろして、下は煮物が多いです。

これからは、切り干し大根作りも始まるので、干し仕事に追われますが、これもこの季節ならでは。

四季と共に生きていると、やっぱり日本的な世界観である、役割分担社会について考えます。本来の日本は、昔からずっと、役割分担社会だといいますが、四季にもそれが感じられます。

始まりの春も、暑い夏も、実りの秋も、寒さ厳しい冬も、やっぱりどれも必要で、それぞれの役割がある。そして循環している。

人間も、やっぱりそれぞれ役割があって、ひとつの価値観で、どれだけピラミッドを高くまでのぼるかの競争ではなく、それぞれが自分の役割を果たし、感謝し合い、循環していく社会になるといいなと思います。

自然に学ぶことは本当に多いですね。。
ひとりごとでした。

2021/11/03

干し柿

今年は渋柿がたくさん採れたので、せっせと干し柿作りです。
柿のカーテンがきれい!
一番最初に干したのが、少し食べられそうなので、味見。
1週間で、めちゃうまい!
干しきっていない、プルプルジューシーな干し柿が好きです。

これからの時期は、保存食作りに薪作りに、冬の準備に勤しみます。

2021/10/09

秋の味覚

10月に入ったのに、まだ暑い日がありますが、それでも確実に秋で、まわりを見渡すと、いたるところに秋があります。

栗。
このつやつや感、いい!

このところ、何を食べても美味しくて、美味しくて、食欲の秋が到来しています笑。
昨日収穫して食べた枝豆が美味しくて、ビールを合わせちゃいました。
間引いた大根葉のサラダも最高でした!
なんて豊かな恵み。。

自然は私たちになんて多くのものをもたらしてくれるのだろう。

自然と調和し、共生していくこと。
改めて、自分たちの農園の根っこはそこなんだと再確認した秋の日です。

ありがとうございます。感謝です。
自然にも、応援してくださる皆さんにも、家族にも、すべてのものに感謝です。

2021/10/06

稲刈り

今日はとてもいい天気。
稲刈り日和です。

黄金色が眩しいです。
真っ青な空、白い雲、木々の緑、黄金色の稲穂。
このコントラストがとてもとても好きです。感動して涙ぐんじゃうくらい。

元々農家の出ではないのに、なぜこの風景にこんなに心が惹かれ、どこか懐かしさを覚えるのだろう。。
やっぱり日本人のDNAなのかな笑。

稲刈り、頑張ってます~。

今年も無事、お米がとれたことに本当に感謝です。
ありがとうございます!

本当に本当に、ありがとうございます。
全てのものに、感謝いたします。

2021/06/28

トマト

蒸し暑い日が続いていますね。
梅雨のわりには雨が少ないですね。

夏野菜がぼちぼち採れはじめています。
少しずつ色づいています。

宝石みたい!
だんだんと、本格的に夏野菜の出荷がはじまります。

こう暑いと、トマトをがぶがぶ食べたいですー。

2021/05/29

田んぼに来ています

今日は暖かい日ですね。
田植え前の最後の泥遊び、ということで全力で遊んでいます。

ダイブしたり、はったんどりで遊んだり、浸かったり(温泉?)。 
最後は泳いでました笑。
プール?
いえ、田んぼです。
今年は早めに田んぼに水が回って、水が潤沢にあるので、バタ足で一周。

のどかだなー。
子どもって自由だなー。
すごいエネルギーだなー。

母、感心しきりです笑。
君たちに幸あれ!

2021/05/27

農繁期です!

5月になってから、ずっと慌ただしい日々を過ごしています。

通常の仕事に加えて、ヒヨコの世話、田んぼ、夏野菜の準備、梅仕事と、目まぐるしいです。。

でも、もみまきができて、田んぼに水が回り、荒くれまで終わって、あとは代掻き、田植えでとりあえずひと息つけそうです。
代掻きをしたら田んぼの中では遊べないので、今がチャンス!とパンツ一丁で泥遊びに精を出す二人笑。
鼻の中まで泥だらけで帰ってきます。。
芋を洗うように子どもたちを洗い、砂だらけの風呂場で奮闘する母なのでした。。
来週代掻きの予定なので、また今週末も泥にまみれるんだろうな、と。
頑張ろう、私! 

今年も無事、皆が健康で、すくすく育ってくれますように。

2021/04/19

タケノコ

タケノコが採れはじめました!
タケノコご飯に、煮物、炒め物など、大活躍。
こないだ作ったタケノコステーキが家族に人気でした。
春の味覚を満喫です。

明日の産直からつきますよー。

2021/04/12

春です

4月、新学期が始まりましたね。
満開だった桜も散り始め、すぐ新緑の季節がやってくるなー、なんて真っ青な空を見ながら思っているところです。

春といえば、
ヒヨコ。
今年もピヨピヨと、元気なヒヨコたちがやってきました。
「ようこそー。よく来たねー」
と、声をかけながらお出迎えです。
やっぱりかわいい!
みんな、元気に育ってね!

こちらは育苗ハウスのトマトの苗。
だいぶ生育してきました。もう少し大きくなったら植え付けです。

原木しいたけとたらっぺ。
春の味覚は、一瞬で終わってしまうので、なかなか皆さんにお付けするのが難しいのですが、、、。
やっぱり天ぷらで。

瞬く間に過ぎ去ってしまう春ですが、その儚さゆえに、心にとまる春でもあります。

春の苦味は、体の老廃物を出してくれるといいますが、心の中の老廃物や膿も出し切って、軽やかに新しいスタートを切れたらと思います。

気持ち新たに!

2021/03/30

おいなりさん

最近、よく出るおやつ。
でんっ!
おいなりさんでぃ。

特に意味はないのですが、3月は一度も投稿してなかったなぁ、と思って笑。

今日はおいなりさん、おとといは、おはぎを作ったのですが、最近米系のおやつが多いです。
なぜかというと、腹にたまるものじゃないと、またすぐ「おやつくれー!」とうるさいからです笑。

あぶらげは常にストックしておくようになりました。なので、このところ週に1,2回はおいなりさんです。

春休みなので、昨日は近くの公園でおやつを食べました。桜がきれいでした。

今週には、新入りのヒヨコさんたちがやってくるし、農繁期で忙しくなってきますが、時々深呼吸しながら、がんばります!

節目の春。終わりの春。別れの春。

そして、出会いの春。始まりの春。

よいスタートがきれますよう!

2021/02/27

味噌づくり

これは、餅つきではありません。
味噌づくりです。
柔らかく茹でた大豆を潰しているところです。

潰した大豆と塩こうじを混ぜて、甕に詰めるだけ。
味噌づくりはホントにシンプルです。
「失敗したらどうしよう」なんて心配はいらないので、気楽(笑)。
微生物さんたちにおまかせです。

余ったこうじを使って、甘酒を作っています。
これも、米とこうじだけでできます。

10時間くらい置くとあるけれど、2時間くらいで味見したら甘くて、子どもたちがつまみ食いして半分くらいに(苦笑)。

米とこうじだけなのに、こんなに甘い。
発酵ってすごいわーと、感動です。
おやつによいので、また作りたいと思います。

2021/02/10

貯金

薪貯金のための薪割り中。
本来なら、備蓄と言うべきかもですが、あえて、「貯金」と言わせてもらいます笑。

最近、薪が、「金の延べ棒」に見える時があります。薪なくして、暖かい冬は過ごせないということもありますが、何かあった時に、煮炊きをしたり、灯りになったり、生き延びるための糧となるからです。

いざという時がないにこしたことはないのですが、備えは必要だと思います。これからは、お金がいくらあっても助からない時代かもしれません。

この薪が使えるのは2年後です。
絶えることがないように、少しずつ、がんばります!


2021/02/03

立春

2月に入りました。
今日は立春ですね。
あたたかさを感じるようになりましたが、やっぱり風が吹くと寒い。。
汗かいて、冷やされる、風邪引くパターンなので、気をつけないとですね。

そして、昨日は節分。
豆まきしました。子どもらは、やはり鬼が怖いらしく、本気で怖がって、泣いたり笑。
恐れる気持ちや、怖いものはあった方がいいと思うので、これからも鬼の気配を漂わせ、日頃の行いを省みさせる機会としたいと思います。

赤鬼、緑鬼、そして戦艦大和。?
鬼の写真撮ろうとしたら、なぜか前面に出してきた戦艦大和、わかき作。
全部一人で作ったという自慢のプラモデル。
男の子って、こういうの好きですよねー。
節分だけに、マメだなー、、なんて笑。

2021/01/14

味噌

新しい甕を開けて、味噌を出しました。
わぉ。
良い出来です!
ちょうど1年前くらいに仕込んだ味噌です。大豆と麹と塩だけで、味噌になるってすごい。。
毎年、味噌を作ると、微生物の力の偉大さに感動します。

目に見えないけれど、確かに存在しているものたちの力。

目に見えないからと怖がるのではなく、目に見えないからこそ、信じるというのも大事かもしれない。

味噌を食べると、目に見えない力が自分を守ってくれそうで安心します。ちゃんとしたもの食べて、免疫上げて、明るく、笑って過ごすのが一番、と思います。

私たちの体は、思っているより、ずっと強い!

2021/01/06

明けましておめでとうございます

新しい一年が始まりました。
ご挨拶が遅くなりましたが、改めてまして、新年明けましておめでとうございます。

昨年は大きな変化による混乱の一年だったと思いますが、今年はさらに、激動の、世界史に残る歴史的な一年になりそうです。

今までの価値観や、社会の枠組みや、日々の暮らしが、グラグラと揺れ動く中で、
何を想い、何を信じ、何を大切にして、生きていくのか。
自らの生き方を問われることになると思っています。
地に足つけて、前を向いて、一日一日をしっかり生きていきたいと思います。

こんな時だからこそ、日ごろから想いを共有してくださっている皆さんと一緒に頑張っていきたいです。
また、皆さんの想いにお応えできるように、お役に立てるように、日々精進致します。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします!