2023/05/28

ヘビイチゴ

昨日は、たくさんのヘビイチゴを採ってきました。
それこそ、めんどくさがらずに(笑)。
これを焼酎に漬け込んでおくと、虫刺されの薬になります。
聞いてはいたけど、作るのは初めてです。

これを集めるために草むらに長居し、虫刺されの薬を作るために、虫に刺されました。
ヘビイチゴを瓶に詰めて、焼酎注いですぐのを患部に塗ってみたところ、効いているような気が。多分、氣だけだけど(笑)。
今年は蚊が多そうなので、ヘビイチゴ焼酎で乗り切りたいと思います。

ちなみに、ヘビイチゴって、毒イチゴ?のイメージあって、食べたことなかったのですが、野草の本を見たら食べられるって書いてあったので、おそるおそる食べてみました。
美味しいとは感じなかったけれど、なるほど~という感じ。
特に体に変化はありませんでした(笑)。

2023/05/27

「面倒くさい」を乗り越える

お久しぶり!の野菜が台所に届いています。
人参、なす、スティックセニョール。
まだ小さいのですが、「人参が食べたいんだよ~」と言っていたら、試し掘りして来てくれました。
貴重な3本。

まずは何から作ろうか、と思っていて、結局作ったのは、これ。
ひじき。

今日は、早起きして少しウォーキングしてからのスタートだったので、体が軽いせいか、料理に取り組む心が軽い。
「面倒くさい」と思わずに(笑)、食べたいものを作れたことが嬉しい。

どんなことも、心が蓋をしてしまうと、行動に至らない。
自分の心に「蓋」をする代表的なものに「面倒くさい」があると思う。

「嫌だ」と心が感じるものはやる必要ないと思うけれど、
やろう、やりたいと思っていたのに「面倒くさい」を理由にやらないことをなるべく減らしたいなと思う。
「面倒くさい」は意外と簡単に乗り越えられて、実際やってみると、そこまで面倒なことでもなかったりする。

う~ん、なんだろう。そう、カーテンくらい。
こっちから見ると壁に見えるけど、実際はシャーってカーテンみたいなもんで、カーテン開けたら向こうは明るくて、太陽が降り注いで、すごい気持ちがいい世界が広がっている感じ。

カーテン開けるくらいの気軽な気持ちで、「面倒くさい」を乗り越えて、やることやっていけたらいいな。
そのためにも、体も心も軽くいられるように、健康管理に気をつけたい。

朝から、「面倒くさい」について考察してみました(笑)。

2023/05/24

新顔

今年初挑戦?の新顔です。バジルとパセリ。
プランターで気軽な感じなので、「栽培」というほどでもないのですが。
でも、こういうものは大量に必要な野菜ではないので、家庭用ならこのくらいの手軽な感じでいいかな、と思っています。

主役ではないけれど、あるとグッと料理が引き立つハーブ。
これからトマトやナスが採れてくると、バジルとかあると嬉しいな。
時々はパスタも食べたいし、パセリを刻んでのせよう。
そうだ、もうすぐ新じゃがの季節だ、ニンニクとハーブで合わせよう、とか。
いろいろイメージしては、今からむふむふしています(笑)。

だからというわけではないのですが、久しぶりにイタリアンが食べたくなって、昨晩、すっごくすっごく久しぶりにイタリアンのお店で外食しました。
ピザにパスタにドリア!
トマト、アサリ、ニンニク、チーズ、ホワイトソース。
なんか、すっごい久しぶりの感じ(笑)。

実は、わかきが修学旅行で鎌倉(大仏、懐かしい!私も小学生の修学旅行で行ったな~)に行っていて、夕飯は中華街だと言っていたので(小学生なのに贅沢!)、うちらもなんか外で食べようか、ということで。
朝6時集合で送っていったら、学校行事では宿泊の修学旅行自体が久しぶりで、みんな嬉しそうで、そわそわしてる感じが面白かったです。

一泊で、今日の夜には帰ってくるのですが、なんだかしばらく顔を見ていない感じがします。
今日は、八景島シーパラダイスと国会議事堂を回って帰ってくるそう。
楽しんで、元気な顔で帰ってくるのを楽しみに待ちたいと思います。

体も胃袋も疲れて帰ってくるだろうから、今日は野菜中心の夕飯メニューを考えておこう。

2023/05/21

青々

二十四節気では、小満になりました。風薫る季節です。
新緑の景色から、見渡す限り緑が映える万緑の季節に移り変わっていきます。
視界に入る緑が、どんどん濃くなってきていますね。

そして、うちの台所も青々としてきました。
台所も万緑の季節です。
最近新たに加わってきた、チンゲンサイ、水菜、春菊。
食卓も、冷蔵庫も、みどり、みどり、みどり(笑)。

葉物が多いと、ワンパターンの食卓になりがちなので、そこはやっぱり工夫して。
時間がないときは生でサラダになってしまうけれど、湯がいたり、炒めたり、煮たり、切り方変えて、演出してみたり。日々チャレンジ!

緑のエネルギーを体にチャージして、夏に向かっていきます。
きゅうりの植え付けやトマトの植え付け、ナスにピーマン、オクラ、などなど。
夏野菜を楽しみにしつつ、今の旬を味わいたいと思います。

2023/05/19

もやもや

もやもやしています。

このところ、家族が体調を崩したり、風呂が壊れて工事したり、バタバタしていたのですが、いつもと違うイレギュラーなことが続いたせいなのか、自分に残っているこの「もやもや」の正体を考えあぐねています。

自分が思うこと、相手が思うこと、自分の態度、相手の態度。
行く場所ではないところに行って受けるダメージ。
納得できないこと。伝わらないもどかしさ。

でも、行かなければ、わからなかっただろうし、過度の期待をしてしまった私が悪い。
いや、悪くない(笑)。
いい悪いじゃなく、そうなんだと、ただ受け止めて、消化して、流せばいいんだと思いなおしたり。
行かなければわからなかった、行ってわかってよかった、よい機会だった、それでおしまい。


普段のリズムが壊れた時は、いつものリズムを取り戻す。
榊の水をかえ、花瓶の水をかえる。

なぜか台所のヒマワリだけ枯れていて、私の気持ちを表しているよう。
植物は、そこにいる人の氣を吸うから、そこにいる人の状態を反映するというけれど、本当だった。
一緒に買って、花瓶に入れて、別の場所にあったヒマワリはまだ元気なのに、私の前のヒマワリだけ枯れた。。

別の場所のヒマワリを台所に持ってきて飾ったのだけど、やっぱり別の場所に戻してしまった。
ヒマワリの元気さが今の私には合わない感じがして、ちょっと苦しかったので。

元気なヒマワリに元気をもらおうと思ったけど、無理に元気を出す必要はないのかもしれない。
今は、言いようのない「もやもや」を抱えて、自分の中で消化できるまで待とう。

そんな時は、考えるより、手を動かすことが得策と、この年になると学習している。
ひたすら、切る。
ざくざく、ざくざく、気持ちよいリズム。
そう、気持ちよいリズムを取り戻そう。
それが、大事。

2023/05/17

スナップエンドウ

今日は猛暑日、暑いですね。
湿度も高く、蒸し暑い感じです。
梅雨前の晴れ間、有効に使わねば!と焦っています。

スナップエンドウ、白い花をつけます。かわいい。
この数日は、どっさり採れて最盛期でしたが、暑さに弱いので、この暑さで少し弱るかな。
まだ元気なうちに、たくさんいただきます。

採れ始めは、湯がいて、マヨネーズや塩でシンプルに食べていたけれど、だんだん違う味を求めて、炒めたり、刻んで和えたり、いろいろな食べ方にチャレンジしています。

昨日も気温が高めだったので、冷奴に刻んでのせて、塩昆布をさらにのせて、ごま油をかけて食べました。めっちゃうまかった!

旬はあっという間なので、飽きるほどに食べつくして(笑)、次の野菜にバトンタッチしていきます。

たくさんの恵み、ありがとう。


2023/05/14

シュウマイ

シュウマイを作りました。
また、中華(笑)。
中華はご飯がすすむおかずが多いので、食卓に上がる頻度がけっこう高し。

蒸すと色があまりきれいでなくなってしまうので、蒸す前をパチリ。
水菜が採れたので、下にキャベツの半ぱと水菜をひいて。

餃子、シュウマイ、麻婆豆腐、麻婆春雨、春巻き。
中華ローテーション的にはこの辺がぐるぐる回りますが(笑)、最近はシュウマイが多いかな?という感じです。

なぜなら、お弁当にも使えるということと、実は、包む系の中では一番簡単で短時間でできるということ。
包むというより、皮に乗せるだけなので!
そして、「蒸す」という調理法は、一度火にかけてしまえば15分は放っておけるので、ずっとフライパンについていないといけない料理に比べて楽なのです。

その間に、片づけたり、他の一品を作ったり、食卓を整えたり、時間が有効に使えます。
そして、蒸しあがりの熱々をドーンと食卓の真ん中に持っていって、そのままいただきます!ができる。
野菜がたくさんある時は、2段にして、1段目は野菜、2段目はシュウマイで、ドーンドーンといってもよいですね。

ということで、一押しのシュウマイでした。

今日は寒いので、久しぶりの鍋にしよう。

2023/05/13

春巻き

昨日の晩ご飯は春巻きを作りました。
種は、豚肉とメンマと長ネギとシメジとごぼう。
タケノコの代わりにメンマを入れたのですが、これが正解!
水を入れてスープにして、片栗粉で固めるのですが、メンマのダシが効いてよい味に。

粗熱のとれた種を春巻きの皮に包みます。
油がもったいなくて少なめの油で揚げたので、少し焦げ気味ですが、でも美味しそうにできました。
せっかく油があるので、貯蔵のサツマイモも揚げました。
10枚入りの皮だったので、足りるかな?と思ったけれど、揚げてみたらけっこうボリューム感あり。
私は2つ食べればお腹いっぱいになりました(ビール2缶も飲んだから?)。
やっぱり揚げ物とビール、合います(笑)。

今日もおいしいごはんが食べれるようにがんばろう!

2023/05/12

切り干し大根


このところ、少し肌寒い日が続いています。
稲の苗の生育がいつもよりゆっくりです。

天気予報では、明日から4日連続の雨模様。
田んぼに水が入ってくれるといいなと思いつつ、あ~、もうすぐ梅雨かぁと思ったり。

気づけば梅雨、というのが常なので、その前にお日様にあててからしまうものなど片付けてしまわなくては!と焦ります(結局できないまま夏まで持ち越すことが常ですが・苦笑)。

梅雨前にやっておきたいことの一つに、台所の整理。
乾物は湿気る前に食べておきたいし、貯蔵ものもカビたり腐る前になんとかしたい。

そんなわけで、昨日は使いかけの切り干し大根を煮て、貯蔵してあったサツマイモを新玉ねぎと冷蔵庫にあったちくわと一緒に煮ました。
あと、新顔のスティックセニョール!うれしい!
煮物ばかりだと茶色い食卓になってしまうので、鮮やかな緑が入るとバランスがとれます。
野菜だけでは家族は満足しないので、メインはオーブンでチキンを焼きました。

煮物三昧の日は、ガスコンロ全部使ってしまうので、オーブンを出動させます。
あと、煮物に手がかかってしまうので、下味をつけたチキンをオーブンに入れておけば、勝手に出来上がるので便利です。

こういうのが段取りよく進んで、タイミングよく仕上がって、出来立て熱々で食卓を囲めるとすごい達成感(笑)。梅雨に向かって少し前進できた充実感もあり、気持ちよくご飯が食べれました。

いろいろ無駄にしないように、大事にせっせとお料理したいと思います。

2023/05/11

ブルーベリー

朝、庭のブルーベリーの花がふと目に留まった。
白くて、小さくて、かわいい花。
背後には、青々とした実。
紫色に色づいて、食べれるのはいつ頃だろう。

緑、白、青、茶色・・・。いろいろな色のグラデーション。
そして、日々変化していく色の世界。

自然には、様々な、なんて素晴らしい色が存在しているんだろうと思う。

2023/05/10

みそ

前回出した味噌が食べ終わったので、新しい甕から味噌を出しました。

デン!デン!と容器にたっぷり取り出して、いい感じ。
これで今日もみそ汁が飲める。みそ和えが食べれる。みそ漬けが食べれる。
それだけで、すごい安心感。
多分、腸が安心してんだな、と独り言(笑)。

いや、笑いごとではなく、人間の感情は「腸」が担っているというのが研究などでわかっているので、超安心は、腸安心なのであります。


今回の甕のは、昨年仕込んだものですが、十数年続けてきて、今までで最高の出来です。
開けたときに多少浮かんでいるカビなどは取りましたが、それでも、見てください、このきれいさ!
滑らかさ、しっとり感、水分とのバランス、香り、色、そして味も文句なし!
微生物たちが気持ちよく働ける環境だったのでは、と察します。

でも、なぜ、この甕がこんなに状態がよかったのか?と考察してみると、氣のエネルギーがよかったのか?という結論に。

以前、熟練農家のお話を伺ったときに、「いいエネルギーが流れてる家には、いい菌が住み着いて、いいもんができる」ということをおっしゃっていたのを思い出しました。
その時、「そうなのか~。でも、いいエネルギーはどうやったら流れるのかな、いつもニコニコして、あんまり怒らないようにしたらいいのかな。」くらいに思っていました。

最近、量子力学の本も読んだりしてるのですが、量子力学的に考えても、やはりいい氣、いいエネルギーがよい作用を及ぼすのは間違いない!と思っています。
振り返ってみると、この1年ほど我が家に新しい習慣が加わっていました。


はい、という素直な心。
すみません、という反省の心。
おかげさま、という謙虚な心。
私がします、という奉仕の心。
ありがとう、という感謝の心。
今日も一日、よろしくお願いします!
今日も一日、がんばろう!おー!!(←ここ、円陣)

これを、毎朝、神棚と仏壇に向かって、家族全員で唱和しています。
大事なことだな、と思って始めたことですが、量子力学の本を読むと、この習慣、めっちゃいいじゃん!と個人的には思っています。

どんなことも、氣を込める。
気は〆るのではなく、氣は米る、のです。

私たちの生み出すものに、いいエネルギーが宿りますように。
そして、それがみなさんのもとに、届きますように。

いつもありがとうございます!

2023/05/09

朝露

今日は朝から晴れました。
気温は低めで肌寒いですが、おかげでキリっと引き締まります。

子どもたちが庭に植えたトウモロコシが発芽し、少しずつ大きくなっています。
朝露がとてもきれいで思わずパチリ。
7月ごろにはトウモロコシが食べられる予定。
子どもたちも楽しみにしています。

こんなに小さかった苗が、2か月後には木のようになっているなんて、本当に不思議。
「朝露がきれい」なんて、清々しい気持ちでいられるのは今だけで、梅雨を経てここは草だらけのジャングルになる(苦笑)。それを少しでも防ぎ、トウモロコシを確保するため、今年は黒マルチをはりました。


でも、それも「生命力」。

草に覆われてぼうぼうになる庭ですが、その「生命力」を自分のパワーに変えていかねば。
今日も一日がんばろう。

2023/05/08

トマトの苗

今日は雨が上がりました。
少し肌寒かったですが、晴れましたね。
この雨のおかげで、田んぼの状態が一歩前進。
一番大きい田んぼに水が回ったので、大田んぼだけ荒くれができました。

そして、こちらはトマトの苗です。
近づくとトマトのにおいがしてきます。真っ赤なトマト、食べたい!
そろそろ定植してあげないと・・・。だいぶ大きくなってきました。
成長は嬉しいのですが、少し焦ってきます。

農業はのんびりしているイメージがあるかもしれませんが、自然は待ってくれないので、タイミングを逃すと収穫に至らないという現実。
こちらの都合ではなく、いつも自然側の都合で進むので、寄り添ってともに歩まねばなりません。そのためには、こちらもいつも臨戦態勢!ですが、やはり成長を見守るのは楽しいことでもあります。

田んぼと並行しての夏野菜の準備は、本当に慌ただしいです。
でも、これを乗り切らねば、夏は来ぬ。。

がんばろう。

2023/05/07

もみまき

今日は一日雨ですね。
田んぼを前にして、恵みの雨です。

これは、これから苗床に蒔くもみ種。
発芽しやすいように、水に24時間ほど浸してから天日で乾かしています。

昨日土入れ(苗箱に土を入れる作業・48箱分)ができたので、今日はもみまき。
土入れした苗箱にしっかり水をやってから蒔きます。

それをひと箱ひと箱、運んではもみを蒔き、土をかぶせ、運ぶ、の繰り返し。
土だけでも重いのに、水を含み、さらに土をのせるとなかなか重くて、字のごとく重労働。それを持って立ったりしゃがんだり、いわゆるスクワット状態なので、足腰鍛えるにはいいのですが、昨日の土入れだけでもちょっと筋肉痛(笑)。

午前中には終わらないかな、と思っていたけれど、意外にも午前中で終わりました。
年々、子どもたちの成長とともに、作業の効率が上がって、戦力が上がっているのを実感しました。今日はよく働いてくれた、ありがとう!

GWも終わりですね。
毎年のことながら、GWの予定は田んぼなので、子どもにはちょっと申し訳ない気もしますが、それが普通の子どもたちなので、楽しんで田んぼを駆け回っています。
ご飯くらいは子どもたちの好きなものに、と、夜は焼き肉!

もみまきが終わると田んぼの第一章が終わった感覚。ほっとします。
今日は労をねぎらい、第二章~最終章まで駆け抜けるための英気を養いたいと思います。

おつかれさまでした!

2023/05/06

サクランボ

今日は立夏というだけあって、だいぶ気温が上がりましたね。
榛名でも30度を超え、久しぶりに半袖で過ごしています。

田んぼの準備に追われていますが、合間に楽しみも。
今日は、ご近所さんのお庭で急遽サクランボ狩り。

なかなか帰ってこないなぁと思っていたら、帽子いっぱい、袋いっぱい、大量のサクランボを摘んで帰ってきました。
ボールにあけている瞬間から、手が伸びる手が伸びる(笑)。
おそらく、摘みながらもたくさん食べてきただろうに、さらにさらに口の中へ。
最高のおやつです。

全部食べ切れないだろうから、洗って、処理して、一部は冷凍庫へ。
この光輝く姿に思わずパチリ。
きれいですね~。宝石みたい。キラキラがまぶしいです。

「うちのは無農薬だから、安心してたくさん食べて~」と、おばちゃんが快く声をかけてくださいます。
おばちゃんが忘れているときは、こちらから卵を持って「サクランボと交換してください~」と子どもたちが出かけていきます。

物々交換成立。

こういう関係がいいよなぁといつも思う。

サクランボを洗っていて思ったのは、流通にのせるって大変だなぁということ。
皮は柔らかくて破れやすいし、割れてるのや、黒い点があるもの、形もまちまち、固いのにやわらかいのに、収穫のタイミングも難しそう。あと収穫の手間がめっちゃかかる。
もちろん、うちはそれで全然よくて、それこそ本物という感じを味わえてとてもありがたいのだけど。

でも、スーパーで売っているのは、形がある程度そろってて、もちろん皮も破れていなくてきれい。収穫して、産地からトラックで運ばれている間にだって、こすれて傷みそうなのに、それも回避して、売れる状態のきれいな形で店頭に並ぶ。すごい。

となると、サクランボ農家さんは、「おいしい」の追求だけではなく、「売れる」ための努力や、「流通」にのせるための工夫が必要になってくる。そのために農薬が使われたり、いろいろ人工的な処理が発生するのも否めない。大変だろうな、と思う。

野菜もそうだけど、その作物を作ること以上に、それを「流通」にのせるっていうのが、大きなハードルだなといつも思う。

今、この採れたてなら文句なくおいしいのに、他者の手に渡るまでのタイムラグによって劣化していく。
見た目も味も。このままの状態で手渡せたらといつも思う。

それはさておき、そのシステムがあることによって、日々の私たちの食卓が支えられているのは確かで、とてもありがたいと思う。
本来なら、そこに行かなければ食べれないものを出荷してくださる生産者さんがいて、それを運んでくれるトラックの運転手さんがいて、それを販売してくれるお店があって、販売してくれる販売員さんがいて、やっと私たちの手に入る。
その過程において、「しょうがない」ことは多々あるのは、しょうがない。

でも、だからこそ、「現地で食べる」ことに価値があるのかもしれない。

そんな場所を作っていけたらいいなと思っています。

2023/05/04

スナップエンドウ

今日は初夏の陽気ですね。
もうすぐ立夏、やはり季節は巡っていきます。

畑では、スナップエンドウが採れ始めました。
早速食卓へ!

暑い時期は、やっぱりサラダがおいしいです。
新玉ねぎのサラダにスナップエンドウを散らすと、とてもきれい。
緑が鮮やかで、サラダが華やぎます。
あとは、タケノコととわかめの和え物と冷や奴、肉炒めの献立。

玉ねぎのシャキシャキに、スナップのパリパリが加わって、なんともなんとも!
端境期で野菜のない時期から、少しずつ野菜が加わっていくこの時期は、新しいものにウキウキワクワク、テンションが上がります。

明日は、玉レタスが採れるみたいです。
楽しみ~。

2023/05/02

プレゼント

台所に、たけちゃんからかわいいプレゼント。
ありがとう。

そういえば、もうすぐ母の日だけど、母の日だけプレゼントされるより、こういう何気ない、さりげないプレゼントの方がグッとくるよな、と。
期待してないから、サプライズ分、効果が増すのか(笑)。

あまりカレンダーの記念日にとらわれたくない人間です。
(なんでバレンタインにチョコ贈るの?とか思ってしまうたち笑)。

今日は玉ねぎが採れた。
今日はスナップエンドウが採れた。
今日はトウモロコシの芽が出た。
今日は、・・・。今日は、・・・。

「今日」は特別、今日も特別。二度とない日。
だから、毎日が記念日。

そんな日々が、そんな暮らしがいいなと思う。

清める

朝の清め。

水を変えること。

全部の花瓶と榊の水を毎朝変えるようにしています。
水はとどまると淀むというけれど、流せば、流れる。
穢れを払い、淀んだものが清められる感覚。

自分の中にとどまっている余分なものや汚いものが一緒に流れて、スッキリする気がします。
浄化の感覚が気持ちよくて続いています。
毎日続けているせいか、自分の執着や余分な感情が、少しずつ払われていっているような気が。

榊から新芽が出てきました。
なんだか嬉しい。
緑のエネルギーをもらう感じがします。
みなぎるエネルギー、すごい。

余分なものを払えば、新しい芽が出てくる。

きっと自然の法則なんだと思います。

これからのいろいろが楽しみです。

2023/05/01

新玉ねぎ

今日は晴れましたね。
この土日は、田んぼの準備などで川に行きました。
なんとか今年も水が引けそうで一安心。
これから田んぼが本格的になってくるので、少し気が張っています。

今日から5月。
5月をうまく乗り切れるかどうかでその年が決まる、というくらい農家にとって重要な時期です。気を引き締めていかないと、と思っています。

頭は田んぼのことばかり考えがちですが、田んぼに気を取られていると、野菜たちがこっち見て!と騒いできます。畑も忙しい時期です。

早く収穫してくれと言わんばかりに、玉ねぎたちが倒れてきます。
玉ねぎは、首のところがクタっと折れてきたら収穫のタイミング。
同時に全部が倒れるわけではないので、倒れて食べてよ~と言ってきた子から連れてきます。

ぞくぞく収穫されて、玄関前に届いています。
ハサミで根っこと葉の部分を調整して、台所に運びます。
そして、最後は食卓に並びます。


野菜に限ったことではありませんが、みんな同じものだけど、みんな違う。
やっぱりそれぞれ表情があって、大きさ、固さ、皮の感じ、根っこの感じ、倒れ具合、どれをとっても一つとして同じものがありません。

野菜を前に、単純作業を繰り返しながらも、自然の神秘というか、不思議で面白いこの世界に想いを馳せたりするこの時間はけっこう好きです。

昨晩、新玉ねぎのサラダをざる一杯分食べたのですが、不思議だね~という話になりました。
玉ねぎを丸ごとでは生でバリバリは食べられないけれど、こうやって薄くスライスしてサラダにすれば、4つ分の玉ねぎを一気に食べられてしまう。
すごいねぇと。切り方ひとつで、違うんだねぇと。


おおげさかもしれないけれど、切り方ひとつで世界が変わる。
そう、不思議で面白いこの世界。


野菜を料理するって、なんともクリエイティブ!と一人感嘆しながら、この玉ねぎ君たちをどう料理しようかとむふむふしている私なのでした。
玉ねぎ、大好きです。