2022/04/18

お別れ

ご無沙汰してしまいました。


去る、4月12日、父 紋谷武男(享年84)が永眠いたしました。
喪主の意向でお悔やみ欄には載せませんでしたが、4月15日に葬儀を執り行い、最後のお別れを無事済ませることができましたことをご報告申し上げます。
ご連絡が行き届かず、ご無礼をお許しください。。

別れというのはいつも突然ですが、こういう時がいつか来ると覚悟していたものの、
いざその時がくると、突然のことに動揺するものですね。
いろいろ準備していたつもりが、もろもろの対処に追われ、慌ただしく1週間が過ぎようとしています。

とりあえず、お葬式が終わり、いろいろ段取りができて落ち着いてきた今、
思うのは感謝しかありません。
もろもろに協力してくださった方々への感謝と、亡き義父への感謝。
ただただ、感謝。

私たちが今のような形のこころね農園を営めているのも、亡き義父の応援があってのことです。
木を伐るところから始まって、手作りで鶏小屋を建ててくれたのも義父でした。
暑さ寒さ関係なく、時間があれば畑に来て手伝ってくれたのも義父でした。
労を惜しまず、文句を言わず、汗まみれ、泥まみれ、鶏糞まみれになっても、黙々と仕事を手伝ってくれる義父でした。
本当に働き者の義父でした。
時には衝突したり、嫌な気持ちになったこともあったけれど、
最後はやっぱり、感謝しかありません。

義父が動けなくなってから、いろいろと手が回らない状況になって、
改めて、義父のサポートがあるおかげでここまでできていたことを実感しました。

今、産直野菜セットをお休みさせていただいておりますが、
今の形は義父が手伝ってくれていたからできていた側面もあり、
今後は今までとは違う形になっていくと思います。
いろいろが同時並行で進んでおり、ある程度形作られていくまでには少し時間がかかるかもしれませんが、頭と体をフルに使って、新しい自分たちのスタイルを作っていきたいと思います。
あたたかく見守っていただけると幸いです。。
どうか、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

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家の裏で、たらっぺが採れ始めました。
これも義父が植えてくれたものでした。
義父の好きだった天ぷらにして食べました。

家の周りには、義父の痕跡があちらこちらに。。。
きっと毎年、この時期になると、この時のこと、義父のことを思い出すのだろうな。

やっぱり春は、私にとって、別れの季節です。