2019/08/27

価格改定

8月も最終週に入りました。
今週から新学期が始まっている学校も多いようですね。
わが高崎市は、9/2の来週からなので、まだ我が家は夏休みモードです。
昨日、ひよの幼稚園の始業式があり、「なんでひよだけ~」と泣いて登園(笑)。
今日も泣きながらの登園で、夏休み明け、しばらく続きそうです。。。

さて、表題に戻ります。
「価格改定」についてです。

10月1日より、卵と野菜の価格を見直し、改定させていただくことになりました。
今週より、順次お会いした方に、お知らせさせていただいております。

さまざまなものが上がり続ける中、ずっとどうしようか考えてきましたが、
今回消費税が10%となる中で、価格改定をすることに決めました。
ここ数年、農業資材、農業機械(整備含む)、種苗代等の農業関連費用が値上がりし、
鶏のエサ代、卵パックなどの資材費、ヒヨコ導入経費、廃鶏関連費用等が軒並み上がっております。ここに、消費税10%が加わると、大幅に経費がかさんでくる状況です。

食品なのに、なんで値上がりするの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
それは、店頭で買い物をするときが8%ということであって、それ以外は10%ということなのです。

食べ物を作るには経費がかかります。
上記以外にも、電気代や、光熱費、運賃や、家賃など、仕入れたり、支払いをするときには10%の税金がかかってきます。
つまり、今までとまったく同じように作っても、経費は増えるということなのです。

それは、私たち農家もそうですが、飲食店や、食料品会社などもみんなそうです。
スーパーなどでレジで支払う時かかってくる税金は8%かもしれませんが、
商品そのものの値段(原価)はあがるのです。
ということは、販売価格を上げなければ、どの店も、メーカーも、利益がでずに、やっていけなくなるのです。
なぜなら、経費が上がっているからです。

「食料品は上がらないから大丈夫」というのはうそで、結果的には、実質上がるのです。
「軽減税率」というものが、いかにまやかしかわかりますね。

言いたいことはいろいろありますが、それはこの辺にして、
とにかく、前を向いて、自分たちができることをしていくだけです。

昨日、今日と、価格改定のお話を直接お会いしたみなさんにお伝えさせていただいています。
正直、いい話ではないので、気が重い中今週がスタートしました。
でも、どの方も、「わかりました」「いいですよ」「大丈夫よ」と声をかけてくれ、
逆に応援して下さる方もいて、涙がでそうでした。

すみません。どうもありがとうございます。
みなさんのおかげで、こころね農園があります。
がんばります。

これからも、喜んでいただける野菜と卵を、安心して食べていただける野菜と卵を、
美味しいと言っていただける野菜と卵を、ご提供していけるよう努力してまいりますので、どうかご理解のほど、よろしくお願い致します。

あと、今年に入って、しばらくココロネタイムスをお休みしてしまっていますが(すみません!)、近況や、情報など、いろいろとお伝えできるものを再開したいと思っています。
これからも、農を通して、みなさんとつながっていけるように。

どうぞ、これからも、よろしくお願いいたします!