2016/07/01

大事なこと

今日から7月に入りました。
ということは、今年が半分終わったということで・・・(焦)。
瞬く間に日々が過ぎ去っていきますね。

昨年末に生まれたひよも、もう6ヶ月。
もうすぐハイハイも始まりそうです。
4歳になったわかきも、こないだ幼稚園に入ったと思ったらもう年中さんで、
すぐに小学校に行くようになるんだなぁとしみじみ思ったりしています。

親として、子どもにしてあげられることは何かと時々考えるのですが、
いろいろ考えては、結局いつも同じところに落ち着きます。

「大事なのは日常」

私たちは特別なことはしてあげられないけれど、
日々の暮らしの中で、私たちなりに大事だと思うことを伝えていくこと、
続けていくことかな、と思っています。

そして、4月から始めたこと、一つ。
毎朝必ず、朝ごはんの前の唱和です。


父母の根元は天地の令命に在り
身体の根元は父母の生育に在り
子孫の相続は夫婦の丹精に在り
父母の富貴は祖先の勤功に在り
吾身の富貴は父母の積善に在り
子孫の富貴は自己の勤労に在り
身命の長養は衣食住の三に在り
衣食住の三は田畑と山林に在り
田畑と山林は人民の勤耕に在り
今年の衣食は昨年の産業に在り
来年の衣食は今年の艱難に在り
年年歳歳に報徳を忘るべからず


二宮尊徳の言葉です。

私自身、この言葉を唱えると、感謝の気持ちが湧いてきて、お腹にぐっと力が入ります。
日々の勤労こそが未来をつくるのだ、今日も頑張ろうと思えます。
大事なことが全て詰まっているとてもいい言葉だと思ったので、毎日唱えることにしました。

この言葉を読むたびに、今の自分は両親があるからで、その両親にも両親がいて、
その方たちのおかげで今があって、今私が幸せに暮らしているのは、
祖先の勤功があるからであり、父母の積善があるからであり、・・・
と、本当に感謝の気持ちが溢れてきます。

そして今度は自分たちの番なんだな、と思うのです。
私たちの担う番なんだな、と。
その私たちがすべきは勤労なのだと、
それが、子どもたちのためになるのだと、
ここには説かれています。

これはどの時代であっても変わることのない真理だと思います。
心にずんと響きます。

この3ヶ月欠かさず続けてきたので、わかきはもう覚えていて、
意味はわかっていないでしょうが、習慣になりました。
この言葉を骨まで染み込んで、大人になってほしいです。


もうすぐ参院選の選挙がありますね。
なかなか自分の想いが政治の世界に反映されることはありませんが、
それでも諦めず、人として一番大事な根っこの部分に目を向けている候補者に、
清き一票を投じて来ようと思います。

そして、政治に求めるだけでなく、
まずは自分たちが、子々孫々のためにできることは何かを考え、
行動していかないといけないなと思っています。

選挙の一票より、日々の一票。
何を選び、何を買うか。どこを目指し、どこへ行くか。
日々の自分の行動や選択こそが、社会への一票なんだという意識を持って、
日々日々を感謝の気持ちで生きたいです。


子どもたちが成長するように、私も成長していきたいと思った後姿(笑)。

いろいろがいい方向に変わっていきますように、
明るい未来が見えてきますように、と祈らずにはいられません。

がんばるぞ~!おーっ!!