2017/02/22

配達の日

今日は火曜日。
ハグの日、ではなく(ちょっと古いかな・・)、配達の日です。
土日以外は、基本的に毎日どこかしらに配達に回っているので、ほぼ毎日配達の日なのですが、その中でも火曜日は、配達の中の配達の日。

火曜日は、前橋・伊勢崎をぐるりと回ってくるので、走行距離が一番長く、
「私、配達してるぜ~!」と最も感じる(笑)、配達の日なのです。
もちろんひよも一緒なので、快適ドライブとはいかないのですが、
箱の中に閉じられた、一人の空間を感じられる時間でもあります。

ぴーぴー言っていたひよが眠ると、自然といろいろ考えたりします。
これまでのことや、これからのこと、やりたいことや、やるべきこと、
そして、自分の感情の赴くままに、泣いたり(笑)。
ある出来事を思い出してにやっと笑ったりすることもあるけど、
大抵泣くことが多いです。

「とっちぃ(昔のあだな)って、泣いてるか、笑ってるかのどっちかだよね」
と、大学の時に友だちに言われて、高校までそんなこと言われたことなかったので、
そんなに泣いてるかなぁと、その時は思いました。

でも、考えてみると、20代前後からよく泣いてるような気がします。
いろいろがわかってきたからなのか、
いろいろをわかっているようで何もわかっていなかったからなのか。

「自分と向き合う」という世界を知ったからかもしれないし、
「自分をさらけ出す」ということを覚えたからかもしれません。

今日のドライブは、そんな20代の頃のことをいろいろ思い出して、
「価値観について」とか、「分類するということは」とか考えてました。
私の20代の10年間は、「価値観とは何か」を考え、模索することにほぼ費やされたので、
あの頃自分なりにもがきながら出したこたえに、頭の中で追記して、
今の自分なりの文章に作り変えて、自分の中に落とし込んでいく。
そういうことをしているのが、楽しいというか、好きというか、なんというか、
多分、くせです。

昔から、お姉ちゃんに「お前は哲学的に考えすぎるよ~」とよく言われたけど、
自分的には「てつがく」なんて難しいものではなく、単なる「くせ」ですね。
気づくとやってしまっている、くせのようなものです。

と、そんなことをやっている間に、踏み込み温床の上では、種が発芽してきました。
かわいいかわいい、小さな苗です。
これは何日か前の写真なので、今はもう少し大きくなって、鉢上げが始まっています。
小さな苗をひとつひとつ手に取って植え替える鉢上げは、けっこう根気がいる作業です。
たけちゃんががんばっています。

こちらは、2回目のボカシが完成。
2回分つくってあると心強いです。

春夏に向かって準備を着々と進めているこころね農園です。