そのフレーズから懐かしい本を引っ張りだしました。
一番最初には、ドイツの詩人フライシュレンによる詩。
古来から、日本人にとって、労働は”苦役”ではなく”神事”であって、仕事や暮らしは常に喜びや感謝とともにあるものです。農を基盤にした暮らしを営むようになって、それを実感できるようになりました。
「労働は苦しい、余暇は楽しい」という価値観だって、本当は「絶対」ではないのかもしれない。
この本には18編の短編が入っているのですが、その中の、「一日本人」が好きです。
人助けをして、名乗らずに去る。
やっぱり日本人ってこうだよね、と清々しい気持ちになりました。
大和魂の根本は、「清々しいこと」。
邪気を払って、清々しい気持ちで新年を迎えたいものです!