切れ味が悪くなってきたので、包丁を研ぎました。
特に教わったわけでもないけれど、包丁を研いでいる母の後ろ姿を見ていたので、
なんとなくできるようになっていました。
牛刀、菜切り、ペティの3本。
シュコシュコやっていたら、
息子が「俺もやりたい!」と自分の小刀やら、
キャンプ用のナイフやらを持ってきて、研ぎ始めました。
なんとなくそれっぽくはできている。
母として、子どもたちに教えてあげられることは何かな、といつも考えるけれど、
こういう場面に出くわすと、
あ~そうだよな、「教える」んじゃなくて、
まずは自分がやること、見本を見せることなんだよな。
私自身が実践していれば、自然と子どもたちも興味をもってやるようになる。
つい、上から目線で、子どもたちに教えようとしたり、
自分もできてないのに、子どもたちにはそれを求めたりしてしまうけれど、
結局は、親や大人を手本にして子どもたちは生きてる。
まずは自分がちゃんとやること。
相手に求めるなら、まず自分。
自分の生き方、暮らし方が、子どもたちに影響を与えるのだと思うと
背筋がピンと伸びる思いです。
ちゃんと暮らす。
ちゃんと生きる。
日々実践なり。