以前からずっと思案していたのですが、なかなか実現することができずにいました。
しかし、私の妊娠を機に、やるならこのタイミングしかないかもということで、
昨年から動き始め、この2月から建設が始まりました。
わが農園に来たことのある方ならご存知かと思うのですが、
現在の作業小屋は少し離れた鳥小屋横にあります。
歩いていける距離ではあるのですが、近いようで遠い。。
小さいわかきをおぶったり、抱っこしたりして移動するのがけっこうしんどかったのです。
ただ行って作業するだけならいいのですが、子ども連れだといろいろあって。。
転んだり、おもらししたり、怪我したり、着替えないとだったり、
いったん家に戻らないといけない状況だったりすることもしばしば。
途中で飽きちゃって家に帰りたいとか、あのおもちゃを取りに行きたいとか、腹減ったとか。
大人なら我慢できることが、子どもは全然我慢してくれないので(苦笑)。
わかきが赤ちゃんのころは、おむつ替えが軽トラの荷台とかで、雨だと大変で。。。
授乳もさらに大変で、泥と汗とぐちゃぐちゃになりながらやった記憶があります(笑)。
近くに水道がないのはやっぱり大変です。
あの小学校脇の坂道を、汚れたり、怪我したりして泣きじゃくるわかき背負って歩きながら、
家が隣にあればどんなに楽か・・・と思ったものです。
(ちなみに、現在の作業小屋の前にある蛇口は水道水ではなく、下水処理のされていない農業用水です。
泥だらけの手を洗うくらいにはいいのですが、決して飲んではいけません!
以前間違って飲んだ方がいて、うえっ!となってました。
こちらにお越しのみなさんは、くれぐれも飲まないでくださいね。)
また、電気設備がないのも不便でありました。
日が落ちるまでに仕事が終わるのが理想ですが、そんな日は数少なく、
ヘッドライトをつけ、小さなランタンを灯し、暗い中で作業することも多く、
電気がつけばねぇ・・・と思っていたのでした。
そんないろいろを解決すべく、念願の自宅横に作業小屋の建設が始まりました。
さて、建設の様子です。
建設が始まったと言っても私たちが作るのではなく、今回は大工さんにお願いしています。
屋根裏もきれいです。
上の作業日から4日後。
この日は板金屋さんも来て 屋根をはりました。
その翌日にはほぼ完成に近い状態まできました。
やはり、職人さんは仕事が早く、丁寧です。
実は、思っていたよりずっといいものができてしまい、ちょっと焦っている私たちです(苦笑)。
作業小屋にするのはもったいないくらいで、住めるんじゃない?!と言っています。
「俺、作業は小屋の中じゃなくて、外の通路(上の写真だと家と小屋の間の右部分)で十分だよ。
小屋はもっと違うことに使えるんじゃない??」と昨日もたけちゃんが言ってました。
すでにわかきのトラクターとユンボが入り込み、わかきの遊び場と化していますが、
うちは平屋で部屋数も少ないので、将来的には床をはって子ども部屋になるんじゃないか?と思ったりしています。
そして、心配になってきたのがお金のこと(笑)。
もちろんこちらの予算は伝えているのですが、小屋を見ていると、これって明らかに予算オーバーでは?!とちょっと不安になっています。
たけ父が懇意にしている建設会社の方にお願いしたので、
「いつもお父さんにお世話になってますから!」と言っていただいたものの、
「ぜ、全部で、い、いくらですか・・・」と聞くのが怖いくらいです(笑)。
何はともあれ、念願の作業小屋完成を間近に控え、たけちゃんも感慨深い様子。
朝に夜に、小屋まで行っては眺めながら「良すぎるな・・・」とつぶやきつつ、嬉しそうです。
1日の大半を過ごす場所、より快適になって仕事の効率があがり、気持ちよく仕事ができるようになればと思います。
今まで以上に頑張らねば!と気合が入る私たちです。