2016/03/01

ニワトリの産卵

今日で2月も終わりました。
1ヶ月がほんとうに早いです。

1ヶ月前は何をしていたんだっけと振り返ると、大雪でヒーヒー言ってました。。
とけてしまえば何事もなかったような風景ですが、1ヶ月前は凄まじかったんだなぁと写真をみながら思いました。

雪がなかなか融けず畑が使えなかったので、春の準備が出遅れています。
種まきのタイミングも遅れたので、春のものがでてくるまでまだ少しかかりそうです。
いたるところで雪の影響が残っています。

雪の影響が出ているのは畑だけではありません。
大雪の後からニワトリの産卵が落ちています。
ここへ来てやっと少し産卵が回復傾向にあるので、だんだんと落ち着いてくるかと思いますが、
ご注文いただいてもご希望数お出しできないこともあり、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。。
また、最近いつも卵が並んでいる売り場に卵がないため、お問い合わせをいただくのですが、
3月中にはお出しできるようになるかと思いますので、いましばらくお待ちいただければと思います。
よろしくお願い致します。

さて、ニワトリの産卵、数は落ちていますが、味は落ちていないと自負しています。
というより、より美味しくなっているような気さえします。
なぜかというと、この寒さの中でもしっかり野菜をあげられているからです。
しかも、寒さに耐え抜いた野菜を、です。

これは、雪の日のニワトリ用の野菜です。
人参にかぼちゃ、人参の葉っぱ。
栄養満点です。
この時期の人参は最高に美味しいです!

これは雪に埋もれた人参です。
雪に負けなかったね、頑張ったね。
雪かきをしながらニンジンを掘り、足の感覚がなくなったことがついこの間のことです(笑)。

雪が降ろうがなんだろうが、腹がへるのは人間もニワトリも一緒で、
非常事態のときのエサの確保が何よりも問題です。
車が動かせないのは本当に大変で、たけちゃんはエサを作るため30キロの米袋を担いで何度も雪道を歩きました。
車が動かないと仕事になりませんね。

大雪に大雨、地震に噴火、農業を始めた8年前とは明らかに自然条件が変化してきています。
いままで適度に、というより絶妙に巡っていた四季が確実にバランスを失いつつあるような気がします。
しかも、恐ろしいくらい加速度的に。
10年後はどうなっているのか予測ができません。
いまの子どもたちが大人になるときにはどんな世界になっているんだろうといつも思います。

何でも過ぎるのはよくないですね。
食べ過ぎ飲みすぎ、雨雪の降りすぎもだめ。
花粉も多すぎるとだめです。
適度に適度に、バランスを崩さないように。

今日は2月の29日。うるう年です。
地球もバランスをとるためにリセットの1日なのかな。
私も「過ぎないように」気をつけます。