2025/01/26

いわむらかずおさん

先日、私の大好きな絵本作家のいわむらかずおさんが亡くなりました。
享年85歳、老衰とのことでした。

自然や生き物をモチーフにした絵本は、とても素敵で、
あったかい気持ちになる本ばかりでした。
ほとんどの絵本を持っています。
ぱっと取り出した数冊の絵本と、懐かしいサイン。
那須にある、「絵本の丘美術館」というのを運営されていて、
そこで『わたしのワンピース』の西巻かやこさんとのトークショーがあって、
それを見に行った時に、サインしてもらったものです。
結婚する前だったので、旧姓のあだ名で(笑)。18年前ですね。

いわむらかずおさんは、36歳のときに、東京から栃木県の益子町に移り住んで、
畑を耕しながら、創作活動をされていました。
その後、代表作ともいえる『14ひきシリーズ』を発表していくのですが、
自然の中に身を置きながら創作活動をしていたからこそ生み出されたのだと思います。

私も一時、栃木県の益子に移り住み、手探りで生きていた時代があって、
その時にこの「絵本の丘美術館」にも行ったりして、
『自然』という軸で生きることに迷いがなくなったというか、
背中を押してもらったような感覚があります。

いわむらさんが「絵本の丘美術館」を作ったのは、
子どもたちに自然に触れあって欲しかったからだと思います。
ゲームに傾倒していく時代に、絵本の世界や里山の自然にと触れ合える場所を
作りたかったのだと思います。
ゲーム・スマホ全盛の今、その想いが多くの人に届くといいなと思います。


訃報を聞いたあと、子どもの用事で行った敷島公園。
デジタルの世界も便利だけれど、こっちの世界も、けっこういいよ。

たくさんの素敵な絵本をありがとうございました。
今度は子どもを連れて、絵本の丘美術館へ行きたいです。


2025/01/24

変身

昨日の緑のスープ、こんにゃく、豆腐、豚肉を入れて、豚汁に変身しました。
このところ、だいどころの話題ばかりですね。
だいどころは日々のことだから、話題に事欠きません(笑)。

無性に食べたくなって、レンコンボールを揚げました。
レンコンをすりおろして、粉を入れて、味付けて、
丸めて揚げるだけの簡単なものですが、
もちもちして、香ばしくて、すっごい好きなんです(笑)。

レンコンは、この辺じゃ作れない野菜ですが、好きな野菜ベスト3に入ります。
キンピラにしたり、煮物に入れたり、こうやって揚げても美味しい。
大好きです。

「野菜って、切り方や料理の仕方で全然違うんだね」
と主人が言っていたけど、本当にそうで、素晴らしい変身をしてくれるので、
野菜とは長い付き合いになりますが、まったく飽きない。
野菜スープを作るようになって、さらにさらに魅了されつつあります。

レンコンボールだけだと足りないので、
ハンパのちくわと、玉ねぎと人参のかき揚げを一緒に揚げました。
玉ねぎと人参のかき揚げも好きなんだよな~。
甘みが引き出されるので、大根おろしでピリッと食べるのが好き。

玉ねぎもいろんなものに変身するよな~。
人参だって変身すごいよな~。

今日の頭の中のキーワードが「変身」になってしまい、
なんでも「変身」を通して見てしまう(笑)。

実は、野菜スープを始めてから、お肌がきれいになってまして、、、。
私の細胞たちがどんどん生まれ変わって、変身を遂げつつあります!

へ~んしん!

よい方に変わっていきたいものですね。

2025/01/23

煮りんご

今日もコトコトスープを作っています。
上に水菜とネギの青いところが浮いてきて緑のスープに見えますが、
最後は豚汁にアレンジする予定なので、サトイモ、大根、人参、といった根菜のスープです。

ちなみに、となりのスープは甘酒を入れて、バターを入れて、こっくりしたスープ。

実は、バター、結婚して初めて買いました。
新しいことを始めると、なんか今まで買ったことないものを買ってしまう(笑)。
チャレンジ?!というか、興味というか。
いろいろ新しい発見があって、なんだか楽しいです。

そう、昨日リンゴを煮ました。
母にもらった紅玉、仏壇に上がっていたのか、シナシナしていたので。
塩水にくぐらせてからコトコト煮ます。

時期外れの紅玉だからなのか、けっこう酸っぱい感じだったので、
リンゴジュースとはちみつを少しいれて、最後はくず粉でとろみをつけてリンゴジャムに。
そのまま食べてもおいしかったけど、
子どもたちはクラッカーにのせておやつに食べてました。
2個分のリンゴ、おやつとデザートでその日のうちに終わりました。。
今日、リンゴパイを作りたかったのに。。。

今日のおやつは何作ろう。
甘酒が少しあったから、それを使って何か作ろうか。

食べることは毎日のこと。
終わりがない。
でも、いつか終わりがくるのかな。

続く日々が、愛おしい。
料理は愛情!
日々愛情。

2025/01/21

甘酒ドーナツ

お米と麹で甘酒を作りました。
ご飯を炊いて、麹と混ぜて、保温するだけでできるので、とても楽ちん。
基本は10時間くらい保温するのですが、時々様子を見て味見をするのがすごく楽しい。
開けるたびに味が違って、甘みがどんどん増していって、熟成していく感じが面白い。
娘がしょっちゅう開けて食べていると注意したくなるけど、気持ちがわかるだけに放置(笑)。

本当は、あんまり開けると酸っぱくなってしまうのですが、
酸っぱくなる前に、だいたい食べ終わります。

飲む場合はお湯を足して、もっと液状にするのですが、
うちは、たいていこのまま食べるか、何かにしてしまいます。

今回の”何か”です。
ドーナツ。

昔よく作ったご飯ドーナツを思い出して、
こないだから、おからドーナツが頭にあって、
ドーナツにしました。
うん、いい感じ。

年末のお餅つきの時に余ったきなこをまぶしてみました。
和風、お米ときなこのドーナツ。
緑茶に合いました。

お砂糖は使ってないけれど、甘酒の甘みがほんのりあって、グー。

そうだ!ってひらめいた時は、すぐにとりかかる。
そういう時は、だいたいうまくいく。

自分の法則。

2025/01/18

びわ茶

大寒を過ぎました。
わりとあたたかな大寒ですが、やはり冬。
寒いは寒いです。
昨日の雨で、道が少し凍っていました。

「体が温まりますよ~」といただいたお茶を飲んでます。
祝島のびわ茶。
鮮やかなオレンジ色で、甘みがあり、さわやかな飲み口。

と、書いてあったように、おいしい。

祝島は、ご存じの方もいるかもしれませんが、
原発の立地に島民の9割が反対していて、
『原発の金に頼らない町づくり』をしている島です。
その取り組みの一つにびわ茶を作って販売しています。

原発の金に頼らない町づくり。
口で言うのは簡単ですけど、今の社会では、金がなくては存続できない、
継続できないのが現実で、、、。
原発があれば簡単に入ってくるお金を受け取らず、
こうやって地道にモノづくりをして生計を立てていくのは簡単ではないはずです。

お金に関してはいろいろ思うところはありますが、
自分たちのところに流れてきたお金は、
自分たちが望む方に流したいな、と思います。

買い物は投票。
続いてほしい、残ってほしい、頑張ってほしいと思うところに流す。

作ってくれてありがとう。
届けてくれてありがとう。
買ってくれてありがとう。

お互い、感謝の気持ちでいられるのが、ベスト。
その方が、絶対満足度も幸福度も高いと思う。
そうやって社会が循環していったら、笑顔の人が増えると思うんだけどな。

2025/01/17

ジェノベーゼ風

最強の野菜スープを作りました。
今回は、いつもと違う野菜を入れたので、変わった味(笑)。

いつもと違った野菜とは、ケール、青じそ、むかご。
青っぽい味になりそうだったので、玉ねぎとか、人参を多めに入れたのだけれど、
やっぱり、青い味(笑)。
ケールとか、青じそとかって、少量でもパワーがあるんですね。

深鍋で作ったのでけっこうな量、私は飲めるけど、家族は飲んでくれるかしら・・・、
と不安だったので、ミキサーにかけてポタージュにしてみました。
色が緑。かなり、緑。
どうしたものかと一思案。

そうだ、ジェノベーゼのパスタにしてみよう!
ということで、オリーブオイルとニンニクで風味をつけて、こんな感じのソースに。
あまりに緑なので、人参を添えて。
けっこういける!
青臭くない!
あっさりしたパスタだね~と、食べてくれました。よかった。
こういう時、料理って面白いな~、楽しいな~って思う。

残りは、味噌を溶いて、全部みそ汁に。
何も言わず、顔にも出さず、しれ~っといつものようにみそ汁で出したら、
家族は、いつものように、普通に、「おいしい」と言って飲んでいた。
なんだ、大丈夫じゃん。
みそ汁、最強。

本には、たくさんの種類の野菜を入れると、相互に補完しあって栄養価が高まる?、
栄養が吸収されやすくなる?だったか、とにかくいい(アバウト過ぎ笑)、
というようなことが書いてあったのだけど、味の部分でも、相互に補完しあって、
お互いの味を引き出しあって、最後はひとつにまとまるというか、
おいしくなるような感じがします。

補完しあう、協力しあう、一つになれる。
野菜、最強。

2025/01/16

丸める

おからを煮たついでに、おからハンバーグを作っています。
(おからだけじゃなく、お肉と卵も入れます)
おからって、水分を絞ってある分、袋に入っているときはカサがないけど、
煮るとすごく増えて、いつも食べきるのに1週間くらいかかってしまいます。
なので、なるべく3分の1くらいは、違うお料理にアレンジ。
子どもが小さいときは、よくおからドーナツとか作ったような。

パン粉の代わりに吸ってくれるので、いいつなぎになります。
カサがでて肉を少なくできるので、家計にも優しい。
子どもの日記に「今日はヘルシーなハンバーグでした」と書かれてました(笑)。
たしかに、あっさりのハンバーグです。
日記の最後に「おいしかったです」と書いてあったので、まぁよし。
でも、本当に好きなものの時は、「また食べたいです」と書くので、
やっぱり子どもには淡泊なのかな。

こちらは、ジャガイモのコロッケを作っています。
そうだ、おからをコロッケに入れてもいいな、と今思いました。
これは、ひき肉と玉ねぎとジャガイモのシンプルなコロッケです。

お料理をしていると、丸める作業ってけっこうありますね。
子どもの粘土遊びじゃないけど、丸める作業って、けっこう好きです。

「丸まる」って、よくないですか?
なんか、かどが取れて、形が整っていく感じ。
手のひらの中で、コロコロと大事そうに丸められていく感じ。
心がこもる感じもするし、念が入る感じもしますよね。
時々、星形とか、ハート形とかつくりたくなっちゃうけど笑。

もうすぐ大寒。
この週末はかなり寒そうです。。
この寒さで、背中も丸まってしまいますが、背筋をピンとして、
颯爽と歩きたいと思います。

2025/01/13

最強の野菜スープ

新学期が始まり、急にバタバタしています。
小寒を過ぎ、寒さが本格的になってきましたね。
朝晩の寒さがこたえます。。

なので、連日、五右衛門風呂を沸かし(露天風呂は寒いけどめっちゃあったまる!)、
連日、あったかなスープを作り、中から外からあたため中です。
(ちなみに、『こころね時間』もあたため中です笑)

先日、友だちから『最強の野菜スープ』という本を教えてもらい、
年明けからコツコツ、コトコト、欠かさず作っては飲んでいます。
5~6種類以上の野菜を30分コトコト煮込んだスープはとっても体にいいのだとか。
この本を書かれた先生は、13種類くらい入れるそうです。

なので、私も最低10種類くらいの野菜を入れて作っています。
基本的には全部わが農園の野菜なので、栄養価はかなり高いと自負しています笑。

人参、大根、サツマイモ、じゃがいも、ブロッコリー、カリフラワー、サトイモ、白菜、ほうれん草、玉ねぎ、ショウガ、チンゲンサイ、春菊。
あとは、セリ、みつば、長ネギ、ごぼうなど、少し買ってきたりして、とにかくたくさん野菜を入れてます。

鍋の中って、あんまりきれいに写真が撮れないものです。。

基本は何も味を付けずに飲むようなのですが、アレンジもありとのことなので、
みそ汁が定番ですが、ミネストローネ風にしたり、豆乳スープにしたり、いろいろ。

飲み始めてから、明らかに、体調がいいです。
疲れにくくなったような気がするし、気持ちが前向きな感じがします。
いろいろはかどるというか。

『こころね時間』のメニューに野菜スープを以前から考えていたのですが、
この最強の野菜スープにしたらいいんじゃない!?と一人盛り上がってます。
何はなくとも、野菜はふんだんにあるのですから。

忙しい父母にも飲んでほしいと思い、毎日届けています。
少しでも、体調よく、健やかな日々を過ごしてもらえることを願って。

『こころね時間』という場所が、こころも身体も整う場所になるといいです。

2025/01/07

ほうれん草

今季、初収穫のほうれん草です。
畑から採ってきたまんまなので、調整が必要です。。
それが実は、けっこう手間です。
調整して、洗ったほうれん草。
ちびちゃんも、きれいになってます。
湯がいて揃えた状態。
ちびちゃんも一緒に、こいのぼりのよう。
おひたし完成。
寒さにあたって、甘い甘いほうれん草でした。
この時期はあまり野菜がないので、濃い緑が食卓を引き締めてくれます。

今日も野菜が食べれてありがたい。
ほうれん草パワーでがんばろう。

2025/01/06

干しいも

寒い日が続いていますね。
そんな時は、こういうのが合ってます。
我が家で一番大きい蒸篭でサツマイモを蒸して、干し芋づくり。
竹串がスッと入るくらい、柔らかく柔らかく蒸します。
芋の大きさにもよりますが、1時間半~2時間くらい蒸します。

ガス代も高いので、たくさん蒸すときは外のかまどで薪を使ってやるのですが、
手軽にやるにはこちらがいいです。

冬はとても乾燥するので、換気扇回さずに、家じゅうに蒸気を行き渡らせます。
湿度計は38%→50%に!
蒸気の前に顔を寄せて、美顔効果も期待(笑)。
のども潤う感じがします。

そして、蒸し上がり。
そして、干し網へ。
いつもはスライスして干すのですが、今回は小さい芋たちを使ったので、
半分にして干しました。丸干しに近い感じに仕上がるので、それはそれで人気があります。

たいてい、出来上がる前に、つまみぐいされて残り数個になってしまうのですが、
それはそれでよし。
食べたい時に食べるのがいいのです。
なくなったら、また作ればいい。
家にあるものに関しては、おおらかな気持ちでいられます(笑)。

干したり、漬けたり。
この時期は新しく採れるものがほとんどないので、
こういった工夫が欠かせませんが、その度に思うのが、
”日本の食文化の知恵は素晴らしい!”
ということ。

先人に感謝して、今日も美味しいものづくりにいそしみます。


2025/01/03

初詣

初詣に行ってきました。
まずは、身を清めて参拝準備。
色とりどりの花がきれいですね。
「ご自由にお打ちください」とあったので、新年初たたき。
個人的には神様への挨拶だと思っているので、ドーンドーンとご挨拶。
太鼓の響きは、丹田に響いてくる感じがして好きです。
自分の目覚めを促すような氣がします。

神社の空気は澄んでいて、清々しい気持ちになりますね。
昨日の書き初めの時に「浄」という字も書いたのですが、
いろんな意味で「浄化」というのもこの時代を生き抜くキーワードな氣がしています。

何気なく「浄」という字を使っていたけれど、
習字で書いてみて「争い」という字が入っているんだとハッとしました。
横には「さんずい」。
争いを水に流す、穢れを水に流し、祓っていく。

大いなる浄化の時に来ている今、時々神社に立ち寄って、
参拝するのもいいなと思いました。

争わず、戦わず、
澄んだ空のような心でいられるように。



2025/01/02

書き初めと凧揚げと羽根つき

1月2日、書き初めの日。
今年も、それぞれ書きたい字を書きました(子どもたちは宿題の字も)。
どの字を選ぶかで、それぞれの今年への想いがわかるものですね。
私は、「前」を向いてる感じが出てますね笑。

2時間ほど正座で書道と向き合ったので、そのあとは外でお正月遊び。
凧揚げと羽根つき。
昨年、凧揚げのタコが木に引っかかって大変だったので、
今年は糸を短めに持って、ひたすら走ってます。
羽根つきもだんだん上手になって、10回は続くようになった!
けっこういい運動になりました。

昨年は、この外遊びの最中に能登地震があったので、
「今年はなにもないといいね~」と子どもたちが言ってました。
いろいろと不安定な社会情勢のようですが、
ネガティブ情報やマイナスエネルギーに引っ張られることなく、
明るく温かいエネルギーを持っていたいものです。

何があっても、起こることは受け止めて、
プラスの気持ちでとらえられるように、
心と体を整えていきたいです。

大丈夫、大丈夫。
きっと未来は明るい。

2025/01/01

初日の出

2025年の幕開けです。
新年、明けましておめでとうございます。

初日の出直前の空。
ワクワクする。
そして、6時56分、初日の出。
寒い中、眠い中、急いで行って見れました。
太陽のエネルギーを体に取り込みたくて。

やっぱり、エネルギーが湧いてくる。

一年の計は元旦にあり。

なかなかいろいろ順風満帆にはいかないけれど、
できる範囲で、できることを、一生懸命やるしかない。

慌ただしい年末年始の中のぽかっと空いた時間に、
自分自身を自問自答。

やっぱり私は、特別な日より、なんでもない日常の方が好き。