2015/03/30

ニワトリのエサ

ニワトリのエサを作っています。
一つ一つ、重さを計量しているところです。

ひたすらかき混ぜます。

このカッテージチーズのようなものは、オカラを乳酸菌発酵させたものです。

先日のビデオ撮影の時、エサを作る様子を見ていた女子高生と先生が、
「そんなにいろんなものを入れているんですね!」と驚いていましたが、その数約10種。

国産小麦
国産米
魚粉
オカラ
米ぬか
かき殻
貝化石
カルシウム
もみ殻燻炭
梅酢(ヒヨコのみ)
トウガラシ(ヒヨコのみ)

これらを自家配合で作っています。
季節に応じて、またニワトリの状態によって、分量やバランスを変えて作っています。
ある意味、”たけブレンド”です(笑)。

エサの内容を見て、先生が「手間もかかってますけど、お金もかかってますね」と
おっしゃっていましたが(笑)、どれもニワトリが健康に育ち、美味しい卵を産むためには必要なものです。

どれくらいの量を食べているのかというと、いま現在のペースだと、
米と小麦だけで、2日でだいたい40キロくらい、年間だと、約7トンです。

トン?

そんな大きな単位でエサを食べてるんだと、私もびっくりしました。
それだけの量だと、運ぶだけでもけっこう大変です。
大きい倉庫もなければ、フォークリフトなどはもちろんないので、
エサの調達、安定的な確保は大きな課題です。

私たちも生きていくには、まず食べ物と水の確保が必要ですが、
それはどんな生き物も一緒なんだなと思いました。

毎日のごはん、大事にしよう。
毎日のごはん、感謝しよう。
そんなふうに思いました。