2022/01/28

名前のない料理

今日の私の格言。

何を作ろうか、何も思い浮かばないときは、
とりあえず、あるものを鍋に入れて火をつけるべし。


昨日は、あまり料理する気分にならず。。
そんな時は材料を見ても、何を作ろうか思い浮かばない。
でも、食事の時間はやってきて、腹をすかせた人たちが帰ってくる。。

とりあえず、その辺にあった人参とジャガイモを入れて、火を点けました。
あとは、前の日の余りを加工するに限る。
下は、前日のフライのとき粉のあまりに、卵を入れて、ネギを入れてまぜまぜ。

そして、焼く。ネギ焼き。
あとは、冷蔵庫にあったものを適当に入れます。
鶏肉、こんにゃく。
その時点で、鍋がいっぱいであふれそうになったので、大きな鍋に鍋替え。
目的もなく、あるものをぶっこむ料理のあるあるです(笑)。

何が出来上がるかよくわからないけど、基本的に火が通ってれば、なんでも食べられるだろうと思ってます。
家庭料理って、そういうものだと思ってます(笑)。

結局、みりん少々、塩、しょう油の軽い味付けで終了。
味がうすけりゃぁ、お好みで、塩でも、味噌でも、ポン酢でもつけておくんなさいよっ。
という、雑な料理ではありますが、とりあえず食べるものは出来上がったからOK。

考えてみると、日々の料理って、残り物を中心に回っている気がします。
基本的に余ってももったいないから捨てられないので、それを使って料理することになる。
でも、それって、ある意味、”循環”だよな、と思うのです。
残り物を使うって、家庭だからできることですよね。

とき粉ももったいないから、お好み焼きにしたり、
カボチャの煮汁ももったいないから、卵焼きに入れたり、
このごった煮も、明日にはみそ汁に変わるか、うどんに変わるか?

結果、「いつものと、一味違って、おいしいね~」となり、
名前のない、世界にひとつだけの料理が生まれた瞬間となるのです(笑)。
台所は、素晴らしい実験室じゃ!

適当に料理しながら、壮大なことを考え、ふむふむと思った日でした。

それもまたたのし。