2022/01/12

山の男

裏の雑木林に入って、竹を切っています。
我が家を守り、子どもたちの遊び場を広げるべく、整備しています。
自然は人の手が入らないと、すぐに荒れてしまいます。
この辺は、耕作放棄地も含め、ほっとかれている場所がたくさんあります。
ここは、竹が侵食してきて、日が入らなくなって、木が枯れてきていました。

竹の侵食は速く、回りの住宅もあっという間に竹に覆われ、日照権が侵害されていきました。
日が入らないと、洗濯ものの乾きも悪いだろうし、家も傷みます。。

それを阻止するべく、我が家の回りの竹はなんとか駆逐すべく日々格闘していますが、長い長い戦いです。
しかし、竹が悪なのではなく、むしろ竹と共存共生できてない人間の方が悪いのかもしれません。
本当は、戦うのではなく、友だちになるべきなのでしょう。。

タケノコは美味しいし、竹はいろいろな道具の材料にもなるし、子どもたちの遊び道具としてもかなり重宝しているし、けっこう恩恵を受けているのです。

適度な距離感を保って、互いに感謝し、尊重しあえれば、きっとうまくいく。
他のことにも言えるかもしれませんね。
やはり、自然から学ぶことは多いです。

その下で、子どもたちは石の標本作りをしていました。石の博物館ができるのだそう。
トンカチ出してきて、石を割ったり、発掘調査もしているらしく世界は広がっているようです笑。
自然は子どもたちのフィールドですね。

そして、竹林も含め、耕作放棄地はすごいスピードで太陽光発電所に変わっていきます。
どんどん、あそこも、あそこも、、。
自然は人工物で支配するものではないのに、とつい思ってしまいます。
人間と自然が共存共生していく道はないのだろうかと。

自然は厳しくもあり、優しくもある。
時には容赦なく襲いかかってくることもあるけれど、多くを恵んでくれる時もある。

あるがままを受け入れられるほど達観しているわけではないけれど、時には笑い、時には泣いて、起こったことに対してのあるがままの自分を受け止めればいいのかもしれない。

模索(もがき?)は続きます。。